スタパ前の畑の白菜がだいぶ育ってきました。
モコモコとした絨毯(じゅうたん)のようで、とってもゴージャスな雰囲気です。
さて、今日はラプトル50にコンパクトデジカメをのぞかせて撮る方式、
コリメート撮影についてです。
ひとくちにコリメートといっても、いろいろなやり方があります。
一番単純なのは、カメラを手に持って、普通に撮影するように撮る、
いわゆる「手持ち」撮影という方法があります。
望遠鏡がとてもしっかりしていて、自動追尾してくれると、そこそこの
写真が撮れてしまいます。
ただ、カメラと望遠鏡(アイピース)の相性みたいなものがあって、なかなか
うまく撮れないカメラもあります。
先日紹介したアダプターを使って望遠鏡にカメラを取り付ける方法は、
確実といえば確実なのですが・・・
これ、やってみると意外に難しいです。
何が難しいかというと、軸出しといってアイピースの中心とカメラレンズの
中心をぴったり合わせないと、望遠鏡で中心に見えているものがカメラの
中心にきてくれません。
倍率が低いうちはそれほど難しくないのですが、倍率を高くしたり、
カメラ側で望遠にズームすると途端にはみ出してしまいます。
この方法でサクサク写真が撮れるようになるには、相当熟練が必要に
なりますが、苦労が多いわりになかなか良い写真が撮れにくい方法です。
コリメート法の中で一番確実性の高い手法は(最近はあまり一般的でない
のですが)、アイピースをカメラのレンズにねじ込んでしまう方法です。
この方法にもいろいろバリエーションがあって、アイピースを直接カメラに
ねじ込む方式の製品を多く扱っているのが笠井トレーディング。
ビクセンなどはアイピースをカメラレンズにねじ込めるようなアダプターを
用意して、ビクセンのいろいろなアイピースが使えるようにしています。
ただ、最近はカメラ側にフィルターやコンバージョンレンズを付けるための
ネジが付いていない場合が多くなってしまい、あまり一般的でなくなって
きました。
苦労の多い方法で何とか撮るか、確実性は高いけど使えるカメラが限られる
のでカメラを買い換えてまで撮るか、悩ましい選択となります。
この写真はアイピースねじ込み方法で撮ったもの。
つい楽な方法に走ってしまう私は、どうしてもこちらの手法を使いたくなって
しまいます。
1眼デジの直焦撮影と大差ない感じの写りですかね?