先日から、晴れたら月を撮る毎日です。
お客様がいらして夕食の準備で忙しいときでも、ラプトル片手に外に出て
月を撮っているので、おかみにはかなり白い目で見られています。
ラプトル50で月の写真がどこまできれいに撮れるか極めてみたいという
ところから、いろいろ試行錯誤しているわけです。
一眼デジのEosX2を使った直接焦点撮影から始まり、ニコンCoolpix995での
コリメート撮影を経て、より高精細をめざしてカメラをCoolpixP5100に
しました。
ここまで来て、どうも写りが今ひとつで気に入らない状態でした。
ラプトルの対物レンズは交換できませんし、カメラのレンズもコンデジでは
外すことができませんので、光学系として交換可能なのはアイピースだけです。
これまで使用していたのは笠井トレーディング扱いのWA18mmという
アイカップ部に28mmのフィルターネジが付いたコンデジでコリメート撮影を
することを想定して作られたレンズです。
これまでの撮影で、月の周辺に色が出ることから、あまり適切なアイピースでは
無いような気がしてきました。
コリメート撮影の場合カメラレンズとの相性もあるので、アイピースが
一方的に悪いというわけではありません。少なくともCoolpixP5100と組み合わ
せるとあまり良い結果が得られないということです。
上は従来の組み合わせで撮影したものです。
今日は少し時間が取れたので、別のアイピースを使ってカメラを取り付ける
方法を検討して、撮影してみました。
オルソ25mmを使用して撮影して見たのがこれ。
処理の方法やサイズが違うので少し分かりにくいかも知れませんが、
良く見ると大幅に解像度がアップしているのが分かると思います。
やはり面倒がらずに、いろいろ組み合わせを試してみる必要がありそうです。