スタパ周辺ではホタルブクロが満開(下を向いて咲く花がいっぱい咲いていても
満開といってよいのかどうか・・・?)
さて昨日も書きましたように、昨日は夕方から乙女高原へ・・・。
昨晩も天気予報が外れ、深夜2時くらいから好天に恵まれました。
梅雨時で予報も良くなかったので観察会の参加者は5名とかなり少なめでしたが、
その分ディープな方が多く天候が回復するまでの間、中身の濃い天文談義を
楽しむことができました。
(乙女高原星空観望会の詳しい案内はこちら)
さて「双眼鏡で星空」シリーズ・・・
今日は日本の星座を紹介します。
以前にも(シリーズ-その10-で)お話しましたが、日本の星座というのは
わりと小ぶりなものが多いです。
西洋の星座と異なり全天を星座で埋め尽くして、いろいろなエピソードを
付けて語り継いで行くといった文化は日本では生まれなかったようです。
日本の全国レベルで知られた星座には北斗七星や織り姫・彦星などがありますが
ほとんどが中国からの輸入です。
純国産の星座というのは地方ごとに違っていることが多いですし、以前紹介した
さそり座のアンタレス周辺の「かごかつぎ星」などわりと小ぶりな多いです。
小ぶりなものが多いということは双眼鏡で眺めるのに向いているということに
なるわけです。
わし座のアルタイルは彦星として有名ですが、日本では「犬飼星」(いぬかいぼし)
呼んでいた地方が多いそうです。
アルタイルの前後に少し暗い星が並んでいて、アルタイルが二匹の犬を連れて
いるように見えるためです。
双眼鏡ではちょうど視野内に三つの星を見ることができます。
いるか座は夏の大三角よりも少し後に昇ってくる、とてもかわいらしい星座
です。
暗い星ばかりなのですが、空のきれいなところでは菱形の星の並びがすぐに
目について、いるか座を見つけることができます。
日本でも目に付く人が多かったのでしょう・・「菱星」(ひしぼし)と呼ぶ
地方が多かったそうです。
双眼鏡で見るとこの菱形がすっぽり見えますが、肉眼ではあまりハッキリ
見えなかった星たちもたくさん見えて、かえって菱形が分かりにくくなって
しまいます。
私には大型のパラボラ望遠鏡のように見えてしまうのですが、無理に星列を
作らずに、和名の「菱星」を尊重したいと思います。






