双眼鏡で星空を楽しむ -その30-

林の中の道を歩くと、気の早い広葉樹は実をつけています。

 

木の実というと「秋」というイメージが強いですが、この時期に実のなる
植物もたくさんあるわけですね。

そういえば周辺のサクランボ農園も今頃が稼ぎどきのようで、観光バスを
たくさん見かけます。

さて「双眼鏡で星空」シリーズ・・・

今日はへびつかい座とヘルクレス座の頭のあたりの星列を紹介します。

 

へびつかい座の頭の星(ラースアルハゲー)とヘルクレス座の頭の星(ラース
アルケチー)は双眼鏡の視野に同時に収められるほど接近していて、色の
対比が楽しめることを以前にも紹介したのですが、このあたりを詳しく
眺めていると、なかなか面白い星の並びがあります。

 

ラースアルハゲーを見ていると、この星を取り囲むように星がバラバラと
散らばっています。

 

鼻がピカピカ光るキツネに見えてきました。

「へびつかい座ラースアルハゲー キツネ星列」と呼ぶことにします。

ラースアルケチーのほうはこれを取り囲むような特徴的な星の並びはありません。

でもほんの少し右上(北東)のほうに双眼鏡を振ってラースアルケチーが
視野からでるくらいのところには5等級から7等星くらいまでの星がランダムに
散らばっているような星群が見られます。

 

バラバラな感じでちょっと苦しいのですが・・・

 

空を飛ぶドラゴンのように見ることができます。

「ヘルクレス座ラースアルケチー近傍ドラゴン星列」と呼ぶことにします。

実は以前紹介した「ヘルクレス座ラースアルケチー近傍ネコ星列」はラース
アルケチーを挟んでほぼこの反対側にあります。

ラースアルケチー自信はこれを含む星列を持たない代わりに、近傍に二つの
特徴的星列を持っているということになります。

また、ラースアルケチーは望遠鏡で見ると黄色とオレンジのかなりきれいな
二重星でもあります。

100倍くらいの望遠鏡でぜひ見ていただきたい二重星のひとつです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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