昨晩からの曇天。
週末なのに今日はダメかなぁ・・と思っていたら23時くらいになってスカッと
晴れてくれました。(^o^)
室内での星空解説と観察会、今日のお客様はラッキーですね!
さて今日も「双眼鏡で星空・・」シリーズです。
冬の大三角(シリウス-ベテルギウス-プロキオン)の中には「いっかくじゅう座」
がかくれています。
暗い星ばかりで作られた星座なので都会では見付けるのが難しいですが、
実はこのいっかくじゅう座、冬の天の川の中にどっかり乗っかった感じの
場所にあります。
上の写真ではわかりにくいのですが、プロキオン-ベテルギウスの間で、
かつプロキオン-シリウスの間にほぼ真横(やや右肩上がり)に冬の天の川が
あります。
夏の天の川が銀河系の中心方向を見るのに対して、冬の天の川は銀河系の周辺
方向を見る形になるので星の数や濃さが夏よりもかなり淡い感じがします。
でも双眼鏡で見ると少し違った印象を受けます。
コンディションが悪いとダメですが、肉眼でかろうじてでも天の川見える
レベルの空で双眼鏡を向けると、わりと均一に微光星がビッシリ敷き詰めた
ように見えて、なかなかきれいです。
星間物質(銀河系内に漂うガス)が少ないので、夏の天の川より遠くまで均一に
見渡せるのでこんなふうに見えるのではないかと思います。
いっかくじゅう座イプシロン星(εMon)の近傍(南側)は微光星を敷き詰めた
上にやや明るい星が鎖のように連なっている部分があります。
あえて何かの形を連想する必要もないのですが、強いていえば「風になびく
縄ばしご」といったところでしょうか・・・
εMonのすぐ近く(東側)にはNGC2244という散開星団があります。
このNGC2244は実は有名なバラ星雲の中心にある散開星団で、本当に条件の良い
場所では肉眼でもうっすらとバラ星雲が広がるのを見ることができます。
それ以外にもこのあたりを双眼鏡で流して見ると、あちこちに光のシミのような
星雲状の天体をたくさん見つけることができますが、ほとんどがNGCナンバーの
ついた散開星団です。
空のコンディションさえ良ければ本当に見飽きるほどがないほど楽しめる
空域だと思います。

