今日はよい天気 (^^)/
山がクッキリ見えてきれいでした。
この山はスタパ近くからは八ヶ岳の主峰「赤岳」のすぐ右側に見える「阿弥陀岳」
です。
かたち的には赤岳よりも恰好がよいし雪もきれいに着くので素敵なのですが、
ちょっと奥にあって赤岳より小さいのでちょっと目立ちにくいです。
夕方には満月に近い月が昇ってくるのを見ることができました。
(本当に山の端から出るときには雲があって見えなかったですが・・・)
で、今夜も月の写真。
満月が明日なのでクレーターはほんの少ししか見えません。
明日の満月は半影月食がおこります。
半影月食ではほんの少し月が暗くなるだけなので、よほど注意深く観察して
いないと気付かないほどの変化しかありませんので、観察していてもあまり
面白くはないかも知れません。
だだ、通常の満月では完全に太陽-地球-月が一直線にはならず微妙にズレて
いるので、月のどこかの縁にクレーターの陰が見えていることが多いのですが、
半影月食になるような時にはほぼクレーターの陰が無くなります。
見て面白いかどうかは別として、わりとレアな眺めになることは確かです。
明日も晴れたらぜひ写真を撮りたいと思います。
さてこの月の写真をどんな機材で撮っているか具体的に紹介していなかった
ので、今日はお見せしたいと思います。
まず全景。
望遠鏡の鏡筒はスコープタウンのラプトル50です。
これに写真を撮りやすいようにあれこれ改造を施し、20~30年前のケンコー製
赤道儀に載せています。
下は接眼部の拡大です。
カメラ(LUMIX G3)と望遠鏡の接続は下の2個の部品を使っています。
「φ31.7→Tアダプタ」はスタークラウド扱いの拡大撮影用アダプターの部品です。
(接眼レンズ固定ネジ1本でカメラを固定する形になるので、
扱いには充分な注意が必要です。)
超~簡単なセットですが、機動性抜群で「ポン・パッ・サッ」(ポンと出して、
パッと見て、サッと撤収)ができる楽しいセットです。
(5cm望遠鏡というのは気流の影響を受けにくく、温度順応もほとんど考えずに
使えるという点で、これより大きな口径の望遠鏡より機動性が高いのです。)
「ポン・パッ・サッ」・・・が良いですね(*^_^*)
自分も今から46年前に買ってもらった日野金属アポロ型という屈折望遠鏡を置いています。
今で言うミザールですね(^_^;)
口径6センチ、焦点距離1000mmで、立派な木箱に入ってます。
しかし、もう忘れるくらい長い間箱に入れっぱなしなのでダメでしょうね・・・
けど一度引っ張りだして鏡筒だけでも使えそうなら復活させてみたいと思います(*^_^*)
hokuto7さま
望遠鏡の稼働率を上げるためには「ポン・パッ・サッ」ができることが一番だと思っています。
個人差はあるかも知れませんが、片手で気軽に持ち運べる大きさ、重さということが重要だと思っています。
ところで日野金属アポロ型とはお宝級のビンテージものですネ。
しっかりレストアしてあげればかなりよく見えるのではないかと思いますね。