秋は北天が素敵

今日も柔やかな秋晴れ。

でもやや雲は多めで、おかげで風景はとても絵になります。

昨晩も21時くらいまでは良く晴れていたのですが、それ以降は雲が出たり消えたりで落ち着かない天候になってしまったのですが、それでも台風一過でもあり雲が出始めるまでは素晴らしい星空になりました。

天の川は夏は南の方がハッキリと見えやすいのですが、秋は北のほうに移動して行きます。

このため天の川から大きく外れた南の方はなんとなくさみしい星空になってしまいます。
(本当に星が綺麗なときはそれはそれで見所はたくさんあるのですが・・・)

北天でははくちょう座のデネブのあたりからカシオペヤ座にかけて天の川が駆け下り、わりと派手な眺めになります。

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台風一過で良い天気

今日は台風一過で素晴らしい天候になりました。

地平線近くまで青空で、肉眼では富士山の山肌が見えるほどでした。

気温はあまり高くならず、日向でも汗をかくほど暑くなくて快適でした。

金色に輝くススキの穂がすっかり秋を告げています。

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今日は一日雨

台風接近で今日は一日雨模様。

それほどひどい降りではないですし、風も強く吹いていません。

一日中薄暗く目が覚めません。

それでも連休の中日で、こんな天候にもかかわらずスタパに来てくださるゲストがいらしてありがたい限りです。

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ゼロから始める「星空観察」(25)

今日は大型台風が九州に接近していることもあり、雨模様・・・

気温が全く上がらず、昼間に今期初暖房となりました。

さて「ゼロ星」シリーズを進めます。

第4章 星空観察の実習

4-6. 星の動きを知ろう

星を観察するときに、星がどんなふうに動いて昇ったり沈んだりして行くのかが分かるようになると、星座の位置や傾きを見ただけで大まかな方角や時刻、季節などが分かるようになって便利です。

今見えてる星空が、1時間後にはあるいは1ヶ月後の同時刻にはどんなふうに変わるのかなんてことも分かるようになって楽しくなってきます。

4-6-1.天球を理解する

星座の形は地球上のどこから見ても同じ形に見えます。

それどころか太陽系内くらいの範囲でも(肉眼で見る限りは)全く変わらないと言えます。
もちろん宇宙には奥行きがあるので、星によって近い・遠い違いはあるのですが、一番近くにある星でも地球-太陽間の27万倍くらいの距離があるので、星同士の位置関係が変わって見えることがないのです。

地球上にいる限りは一番近くにいる月でさえ、ほとんど星座の星たちとの位置関係は変わりません。(詳しく調べれば月の直径の2~3個分くらいは違いますが・・・)

奥行き方向に距離の違いがあるにしても地球から見たときにもの凄く遠くにあることに変わりがないので、とても大きな球(例えば地球直径の千倍くらい)の内側に全ての星が貼り付けられているのと同じという考え方をしても見た目はほとんど違いがないことになります。

この球体の中央に小さな小さな地球があると考えます。(以下本節で使用する天球の図版は全てステラナビゲータ10で作成しています)

この大きな星が貼り付けられた球体を「天球」と呼んでいます。(外側から天球を見ると星座は裏返しになります。)

天球という考え方で説明すると、地上から見たときの星の動きを理解しやすくなります。
天球は地球から見ると地球の自転によってまるで地球儀のように回転します。

地球から見た星の位置を示すのに、地球の緯度・経度と同じように赤緯・赤経という線を仮想的に設定しています。

北極で見た赤緯・赤経の線

星は地球の自転により赤経の線に沿って動きます。

北極や南極では全ての星が天頂を中心とした(高さの変わらない)円運動をします。

赤道で見た赤緯・赤経の線

また赤道では全ての星が地平線に対して垂直に昇り、垂直に沈みます。

極や赤道以外では少し話が複雑です。

例えば日本付近では

中緯度出見た赤緯・赤経の線

天の北極を中心に星が回転するようには見えますが、赤緯の違いによって見かけのかなり動き方が異なることがわかると思います。

天球という概念は、宇宙に奥行きがあるのにもかかわらず、一つの球面として一律に星の位置を決めてしまう考え方なので馴染むまでに少し難しい場合が多いのです。

でもこれが理解できると、地球の自転や(地球が太陽の周りを回る)公転による星空の運行の様子が分かりやすくなるので、頑張って理解できるようになって下さい。

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週末に台風は困りますね

今日は薄雲はあるものの、まずますの天気。

スタパの庭ではコスモスが咲き誇り、

近くの栗林ではクリが実り始めています。

のどかな秋の風景が楽しめるのですが、ゆっくりと下り坂の様子。

3連休の週末に向けて台風が接近のようで困ったものです・・・

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ゼロから始める「星空観察」(24)

今日も気持ちのよい秋空

ここのところ夕焼けが綺麗な日が多いですね。

満開のコスモスとセットをスマホでパチリ!

今日も満天の星かと期待したのですが、この後薄雲が広がってしまいました。

さて今夜も「ゼロ星」シリーズです。

第4章 星空観察の実習

4-5. 双眼鏡で星空を楽しむには(続き)

4-5-3. 双眼鏡で何を見るか

本節ではどんな機種をどう使うかが分かったところで双眼鏡でどんな星や天体を見たら良いかを説明します。

もちろんとても星が綺麗に見えているときには、ただ覗いて星空を流すように見るだけでも充分見応えがあり楽しむことができます。

肉眼ではとうてい見えないほどのたくさんの星が視野一面にまき散らしたように見える様子は圧巻でそれだけでも本当に満足できます。

でもそれだけだと「わぁ~、きれい・・・」というだけで終わってしまい、わりとすぐに飽きてしまいます。(個人差はありますが3分~1時間くらいですかね)

事前にある程度の知識を仕入れて、いくつかテーマを準備して眺めると、より深く長く楽しむことができます。

実はかなりの天文マニアと言える人達でも(こういう人達はそれなりに凄い双眼鏡をお持ちのことが多いのですが)、意外にチャッ、チャッと見て「あぁ、きれい、綺麗、、、ホンじゃあ望遠鏡で見ようか・・」とか「写真を撮ろうか・・・」となってしまうことが多いです。

なぜそんな事が起こるのかと分析すると、(少なくとも日本では)双眼鏡で見て楽しめる天体を真面目に紹介しているガイドブックやネットサイトが非常に少ないからのように思われます。

ほとんどの場合、望遠鏡で見て楽しめる天体のオマケとして「双眼鏡でも見える」という紹介が多くて、「結局、望遠鏡がないとダメなの?」と思わせるようなコンテンツがとても多いのです。

そんなわけでスタパでは双眼鏡ならではという楽しみ方のできるコンテンツをまとめた別サイトを作っています。(こちらをご覧下さい)

細かい対象の内容はそちらのサイトをご覧頂ければよいのですが、ここでは双眼鏡ならではの星空の楽しみ方の基本を説明します。

1)星の色と瞬きを楽しむ(都会でも郊外でも)

星はそれぞれに輝いている表面の温度が違い、そのため見える色も微妙に違っています。
肉眼ではハッキリ分かりにくい場合も多いですが、双眼鏡で見るとかなりハッキリ分かるようになります。

明るい星を見比べて色の違いを見るのも面白いです。

チラチラ・キラキラと瞬く様子も観察すると楽しいです。

木星や土星・火星など惑星もそれぞれ微妙に色が異なるのですが、面白いことに惑星はほとんど瞬くことなく、ジトッと輝きます。

普通の星(恒星)との違いを見比べると不思議です。

また、0等星以上の特に明るい星(シリウス、ベガ、カペラなど)が地平線近くにいるときはぜひ双眼鏡を向けてみて下さい。

七色に色を変えながら輝いてとても綺麗に見えます。

2)小さな星座を探す(都会でも郊外でも)

星座の中には低倍率の双眼鏡であれば全体が視野に収まってしまうほど小さなものが意外に多くあります。

でも小さい星座は暗い星で構成されていることが多く、都会では見つけることができないのですが、双眼鏡なら都会でもかなり暗い星まで見ることができるので、視野内で小星座を見つけることができます。

円内は「や座」

都会では星が見えないとあきらめるのではなく、双眼鏡を使えばこんな暗い星座も分かると思うと楽しくなります。

3)重星を見る(都会でも郊外でも)

星の中には二重星とか三重星と呼ばれる、星同士が非常に接近して並んで見える部分があります。

望遠鏡で見ると離れすぎて面白くないけど、双眼鏡なら小さくまとまっていてかわいらしく見えるといった重星もたくさんありますのでぜひ眺めてみて下さい。

やぎ座の頭部付近、α、β、ともに重星です

4)星雲星団を見る(郊外向け)

星雲星団は望遠鏡で見た方がよい対象が多いのですが、望遠鏡で見ると大きすぎて全貌が分からず双眼鏡で見た方が楽しい対象も意外に多いです。

双眼鏡向けの散開星団 ヒアデス(左のV字)とプレアデス(右)

上の写真のようなメジャーなところ以外でも、ペルセウス座α星付近のMel.20やかみのけ座に広がるMel.111(Mel.はメロッテカタログの略号)など双眼鏡向けの散開星団があります。

また本当に空が綺麗なところでは、「ばら星雲」や「北アメリカ星雲」も双眼鏡ならではといった感じで見ることができます。

5)面白い星の並びを探す(都会でも郊外でも)

双眼鏡で星空を見ていると特徴的な面白い星の並び(星列)を見つけることがあります。

88個ある星座はすでにガッチリ決められてしまっているので、勝手に新しいものを作れませんが、双眼鏡で見つけた星の並びには自分で名前を付けることができます。

センスの良い名前を付けて広めることができれば一般名称になる可能性もあります。

少し有名なコートハンガー星団です

ぜひ面白い星列を探して見て下さい。

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ゼロから始める「星空観察」(23)

今日は爽やかな秋空

気持ちのよい季節で、あまり気持ちがよいので気合いを入れて敷地内の草刈りをしました。

スッキリ、さっぱりさらに気持ちがよくなりましたが、気合いを入れすぎたのか、身体はぐったりになってしまいました・・・・・orz

さて今夜も「ゼロ星」シリーズです。

第4章 星空観察の実習

4-5. 双眼鏡で星空を楽しむには(続き)

4-5-2. 双眼鏡の使い方

ここでは双眼鏡の基本的な使い方を詳しく説明します。

1)アイカップ調整

接眼レンズにはアイポイントといって覗くための最良の眼の位置があります。

アイポイントにしっかり瞳を置かないと視野全体を見ることが出来なかったり、視野の一部が黒く見えたりといったことが起こります。

アイポイントのうち光軸方向の接眼レンズ面からの距離をアイレリーフといって、15~20ミリくらい離れていた方がメガネを使用している人にも使いやすいです。

なので、最近の双眼鏡の多くは「ハイアイ」と言われる長めのアイレリーフを持っている製品が多いです。

接眼レンズの覗き口に着けられるアイカップは元々眼とレンズの隙間からよけいな光が入って見えづらくなるのを防止するための部品ですが、ハイアイ仕様の場合にはメガネの有無でアイカップの高さを変更できないと、眼の位置をうまく合わせることが難しいです。
このため最近の双眼鏡では、まず覗く前にメガネの有無によるアイカップの高さ調整が必要です。

アイカップ調整には様々なタイプがあるので事前に確認しておきます。

2)目幅調整

当然ですが、双眼鏡というのは2本の望遠鏡が平行に並んだ状態で組み立てられているのですが、人によって左右の眼の間隔が異なるので、左右の眼がそれぞれの接眼レンズの中心に行くように調整が出来るようになっています。

目幅が合っていない状態で覗くと、ちゃんと見えなかったり、下の写真のようにそれぞれの視界が重ならずにダブって見えてしまいます。

きちんと目幅があった状態では視野円はひとつに重なって見えます。

間違っても映画のワンシーンのようなこんな見え方はしません。

双眼鏡にもよりますが、少し大型のものには下のように目幅の目盛がついているものもあります。

自分の目幅を覚えておくと、覗く前に目盛で合わせておけるので便利です。

3)片眼ピント調整

多くの双眼鏡は中央にピント合わせのリングがあり、左右同時にピントを調整することが出来るようになっています。

このタイプを「CF型」といいますが、まれに左右独立にピントを合わせるタイプ「IF型」もあります。

CF型では、はじめに左右の眼の視力(視度)の差を調整しておくと見る対象が近くなった

くなったり遠くなったりと変化しても、中央のピントリングを調整するだけで素早くピント合わせが出来ます。

このため、はじめに基準となる方の眼(双眼鏡によって異なりますが多くは左目)で対象にピントを合わせます。

4)視度調整

基準となる方の眼でピントが合ったら、もう片方の眼で視度の差分のピント調整をします。


 

多くの機種では右目側の接眼レンズ自身、またはその根本を回転させてピント調整を行う機構が組み込まれています。

機種によってはこの機構が接眼レンズ周りになくて中央のピントリングと同軸になっていてピントリングの一部を引き出して回すタイプ(下)や、中央のピントリングがなくて左右別々にピント合わせをするタイプもあるので、注意が必要です。

以上で双眼鏡を使うための準備完了です。

あとは見たい対象に向けて中央のピントリングを回してピントを合わせて下さい。

1)~4)を文章で説明するととてもたいへんそうな感じがしますが、慣れれば10秒も掛からない作業です。

初めのうちは目幅が合っているのかとか、ピントが合っているのかとかがよく判らないこともあるかも知れないのですが、違和感を感じるようならドンドン調整をして、自分が一番見やすいように設定を変えて下さい。

慣れればそれほど悩まずにピタ、ピタ、ピタッ! と調整が出来るようになります。

使い方の基礎になる部分ですし、避けて通れないのでしっかりマスターして下さい。

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久々に天の川

今日の朝は雨でしたが、午後から晴れ間が拡がり、夜は快晴になりました。

でも今日の夕食はこちらでした。

ペンション親父の仲間が集まり夏のご苦労さん会です。

弱小旅館業の厳しい生き残り戦略に関しての意見交換会(言い方を変えると愚痴の応報)が楽しく行われました。

もちろん前向きで建設的な話もたくさん出ますのでモチベーションアップになります。

カレーも美味しかったです

会合から戻ると快晴、満月期が過ぎたので久々に満天の星天の川でした。

すぐに月が昇って見えなくなってしまう時刻でしたが、せっかくなので西に傾きだした夏の大三角を入れた構図で星景写真を撮りました。

夏が終わって、晴天率が少し高くなって来ました。

落ち着いて星が見られる日が増えて嬉しいです。

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ゼロから始める「星空観察」(22)

今日は一日曇り空。

晴れた空が恋しくなります。

さて今夜も「ゼロ星」シリーズです。

第4章 星空観察の実習

4-5. 双眼鏡で星空を楽しむには

星空観察を楽しむときに手元に使い慣れた双眼鏡があると、楽しさが確実にステップアップします。

肉眼では全く見えない暗い星が視野一杯に見えたり、

天の川が明らかに星の集まりであることが実感できたり、

ボヤッと微かに見える塊が実は星雲や星団であったり、

「あれはUFO?」と見えたものが明らかに飛行機であることが分かったり・・・

などなど、肉眼の性能を大幅にブーストアップして見ることができます。

ここでは「星空を楽しむのにお薦めな双眼鏡」の具体例の紹介と「双眼鏡で何を見るか」という具体的使い方を2節に分けて解説します。

4-5-1. 星空を楽しむのにお薦めな双眼鏡

星を見るのに双眼鏡なら何でも良いというわけではありません。
(ここでは初心者が最初に手にすべき5万円未満の機種について解説します。)

あまり高倍率(10倍以上)のものや大きすぎるものはお薦めできません。

星空観察用の双眼鏡を選ぶときの目安として「ひとみ径5mm前後」を私は推奨しています。(ひとみ径=対物レンズの口径(mm) ÷ 倍率)

対物レンズの大きさに対して倍率が高すぎると視野内が暗くなり、淡い天体を見つけづらくなりますし、視界が狭く手ぶれも気になります。

10倍以上の双眼鏡(ズーム式含む)は使っていてあまり楽しい見え方はせず、出番があまりないので持っていても邪魔になるだけのことが多いです。

また対物レンズに対して倍率が低すぎても視野が夜でも白けて見えてかえって暗い星が見えなくなります。

双眼鏡には必ず「倍率 × 口径」(例えば6×30とか8×42)という表示が筐体のどこかに書いてありますので選ぶときの目安として下さい。

以下に具体的な口径クラス別のお薦め仕様とポイントを記します。

1)5×20~6×25 クラス(口径20~25mm/倍率5~6倍)

小型でポケットにも入るほどなので気がるに持ち歩けます

倍率が低く視野が広いので見たい対象を捕まえやすく、

手ぶれが気になりにくい

昼間や観劇など出番が多いですし、安価なので最初の1台として特にお薦めできます。

2)6×30~7×35 クラス(口径30~35mm/倍率6~7倍)

上記1)と下記3)の中間的性能。

取り回しが楽で、手ぶれの少なさ、導入のしやすさは1)に近く、

星の見え味は3)の上位クラスに近いですのでバランス重視の選択と言えます。

3)8×40~42 クラス(口径40~42mm/倍率8倍)

微光星の見え方、迫力などから考えると星空観察にはベストな機種。

やや大きいので持ち運びや取り回しがやや面倒になり始める。

手ぶれを抑えるためしっかりした保持姿勢が必要。

1)~3)のどのクラスを使用しても、肉眼だけのときとは全く違う世界が楽しめますが、やはり口径が大きいほうが満足度が高くなります。

でも口径が大きいほうが良いからといって、昔から天文用として奨められている7×50(口径50mm/7倍)は絶対やめたほうが良いです。

視野が白けて楽しい見え方をしませんし、実際上記の3)クラスよりも微光星が見えません。

またひとみ径5mmだからといって10×50(口径50mm/10倍)もあまりお薦めできません。

重さと手ぶれとの戦いになるからです。

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もしかしてオーロラ?

今日も昼間は良い天気。

でもなぜか夜はまたもや曇りになってしまいました。

さてここ数日太陽の活動が活発で、大きなフレアが発生しそれに伴い地球に磁気嵐が起こるという騒ぎが起きていました。

これによりGPSなどが狂い、様々な社会活動に支障が出る恐れがあるなどの心配がありました。

また、磁気嵐が吹くと極地のオーロラがたいへん活発になり日本のように低緯度でもオーロラが見えるかもしれないとか、写真に写ったとか少し騒ぎになっていました。

ところで地球上におけるオーロラの発生分布は自転軸の極を中心にするのではなく、地磁気の極が中心になっています。

自転軸の極と地磁気の極には少しずれが有り、日本から見ると自転軸の極のだいぶ向こう側(アメリカ側)に地磁気の極があります。

このため同じ緯度でも日本よりアメリカのほうがオーロラの発生頻度がズッと高くなります。

カナダのイエローナイフがそれほど緯度が高くないのに、アラスカや北欧並みにオーロラ観光で栄えているのはそのためです。

そういう意味でアメリカの北の方だと日本でオーロラが見られるかも・・という騒ぎになるような磁気嵐のときでなくてもオーロラが観測できることが多いようです。

さてさて前置きが随分長くなったのですが、先日のアメリカ日食観測のとき、日食の翌日にイエローストーン国立公園内で星空写真を撮るオプションツアーがあり、このときに撮影した写真にどうもオーロラが写っていたようなのです。

話題になっていた磁気嵐ほど大きな活動ではなかったようですが、太陽中央付近にやや大きめな黒点があり、オーロラが発生しても不思議ではない状況だったかもしれません。

はじめは北天の地平近くだけ赤く写り「何か山火事でも起きているのかなぁ・・・」くらいで気にも止めなかったのですが、実はオーロラが見えていたかもという情報をいただき改めて見ると、やはり低緯度オーロラに見えます。

北天のタイムラプス用連続写真ではオーロラが変化(北東から北西に移動)する様子も見えてきました。

図らずも人生初オーロラ写真となったようです。(地味に嬉しいかも・・・)

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