双眼鏡で星空観察入門 (63)

今日は週末だというのに困った天候。

曇りのち雨・・・・、かと思っていてら21時を過ぎて雲が少し切れてくれて何とか観察会を行うことができました。(良かった・・・・)

さて今日も双眼鏡シリーズを進めます。

9.双眼鏡で楽しむ星巡り

9-40 うしかい座付近(1)

ABK102 うしかいざθ(シータ)星猟犬のリード(根本)星列 分類:星列

うしかい座の星座絵を見ると右手には棍棒、左手には2匹の猟犬に続くヒモ(=リード)を持っている絵が描かれています。

上の写真で左手の先に当たるθ星(4の円)あたりを見るとθ星から2本の線が延びていることに気付きます。

りょうけん座には猟犬が2匹いることをABK093で紹介したのですが、この星列を見ると牛飼いかはじめから2本のリードを持っているという設定なので、猟犬も2匹いて当然と言うことに合点が行きます。

この左手の部分と猟犬の間にはおおぐま座の尻尾があるので絵的には分断されますが、うしかい座とりょうけん座が一連の星座であることを再確認できるリードの根本部分にあたる星列に思えて来ます。

なので「うしかい座θ星 猟犬のリード(根本)星列」と呼びます。

ABK103 うしかい座δ(デルタ)星 テリア犬星列 分類:星列

春の星座というのは天の川から離れている部分が多いので星の数が少ないのですが、うしかい座あたりから夏の星座に向けてだんだん天の川が近づいてきて、星の数がだんだん増えてゆきます。

ちょうどうしかい座とかんむり座の境界あたりから急激に増え出す感じです。

上のうしかい座全景の写真で1の丸の部分、うしかい座のδ星とかんむり座β星にまたがるあたりにわりと意味ありげに星たちが並んでいます。

顔の四角いテリア系の犬のような形に結ぶことができます。

「うしかい座 δ星 テリア犬星列」と呼ぶことにします。

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木こりの日

今日は雲の多い一日。(夜になって数時間だけクリアに晴れてくれましたよ)

風も弱く絶好の玉切り(原木を薪ストーブに入る長さに切る作業)日和。

実はこの原木は4月初旬に入手していたのですが「さあ作業を始めよう!」と準備をしている最中に腰を痛めてしまい、とても重い物を持ち上げたり、中腰で作業ができる状態ではなくなってしまい、しばらくほったらかしになっていました。

2週間が過ぎ、ようやく腰も良くなってきましたし、GWに駐車スペースが2台分原木で占有されているのも困るので作業を再開となった訳です。

今日の作業で約半分が終わり、駐車スペース1台分を復元しました。

GW前になんとか全部片付けたいと思っています。

といっても実はこの量は今回発注している量の半分なので、これが全部片付いても後半分あるので先は長いのですが・・・・

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冷蔵庫を入れ替える

今日はゆっくり下り坂。

やや雲が多く、冷たい風の吹く一日でした。

スタパでは先日から(主にバックヤードの)大片付けを進めているのですが、昨日・今日でその目玉である、厨房の冷蔵庫入れ替えの作業をしました。

従来の使用していた業務用冷蔵庫(1000リットル)がリース期間をだいぶ過ぎているので、家庭用の大型冷蔵庫(670リットル)に交換をしました。

業務用は冷却能力が強力で頻繁なドアの開け閉めでも庫内温度が保たれやすい反面、もの凄く電力消費量が大きいです。

B&Bスタイルの営業に切り替えたスタパの使い方として、それほど大きな容量は不要ですし、頻繁な開け閉めも減るとの判断でダウンサイジングに踏みきりました。

家庭用冷蔵庫を業務用に使用する場合、外から庫内温度が確認できるよう温度計を取り付ける決まりになっているので、後付けで温度計を購入する予定です。

容量は3分の2になりますが、電気代は約3分の1以下になるので、電気代や保守契約などの経費を考えると3~4年くらいで元が取れそうな計算になります。(今回はたまたまもの凄く安く購入できたということもありますが・・・・)

また家庭用冷蔵庫はもの凄く開発競争が激しいので、至れり尽くせりの機能や性能が付加されています。(業務用に較べデッドスペースが少ないので単純な容量の数値では比較しにくいです。)

音も静かで、発熱も少ないので厨房がとても快適になります。

おかみはずっと以前から使い勝手の悪い業務用を家庭用に変えたがっていたので、とてもご機嫌です。

ところで全く関係ない星の話に変わるのですが・・・・

昨日掲載したりゅう座頭部の写真になにやら恒星でないものが写り込んでいました。

41Pと符号を付けたのがそれです。

この辺に星雲星団の類いはないはずだし、雲というのも考えにくいですし・・・といろいろ調べたら、これ「タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)」というほうき星でした。

動きの速い彗星なので一日ズレてもこの写野内に入らないので、本当に偶然に写ってくれました。

狙ってもなかなか取れないこともあるのでとてもラッキーでした。

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双眼鏡で星空観察入門 (62)

今日の昼間はやや雲が多く、ときおり雹ががパラ付く寒い天候でした。

それでも着実に春は力強くなり、いよいよカラマツの芽が本格的に芽吹き出しました。

夜も寒かったですがあとても良い天候になりました。

さて昨晩はしっかりと素材集めができたので、今日は双眼鏡シリーズを進めます。

いよいよABKシリーズも「100」を突破します。

目標の110まであと一息!!!

9.双眼鏡で楽しむ星巡り

9-39 りゅう座の腹から頭部

ABK100 りゅう座ω(オメガ)星 ミニカシオペヤ星列 分類:星列

りゅう座の形はグニャグニャして星座線を辿るのが楽しい星座なのですが、特にお腹のあたりのターンする当たりは星がゴチャゴチャして面白いです。

この当たりは小さな星の塊がたくさんあって、いろいろ星列を作れそうなのですが、ω星を起点とした「W」の星の並びを紹介しておきます。

暗めの星が多くゴチャゴチャしているのですがカシオペヤ座のWの形を連想することができますので「りゅう座ω星 ミニカシオペヤ星列」と呼びます。(写真は写野が南中した頃の上下関係(=下が北極星方向)になっています。)

ところでこの星列近く(写真右下)にもとても小さな「W」を見つけることができます。

低倍率の双眼鏡では小さすぎて星がゴチャゴチャっとある散開星団のような見え方をするのですが、10倍以上の双眼鏡や小望遠鏡で見ると見事な「W」を見ることができます。
さらにこのミニミニカシオペヤが面白いのが、Wを形作る5個の星全部がたいへん接近した2重星(3重星もあります)なのです。

100倍以上の倍率で見るとちょっと面白いかも知れません。

ABK101 りゅう座頭部 分類:星座

りゅう座の頭は4つの星で作られる不等辺四角形で、7度の視野にスッポリ収まる大きさです。

この不等辺四角形の星々は明るさがそれぞれ違っていて

γ(ガンマ):2.2等星 β(ベータ):2.8等星
ξ(クシー):3.7等星 ν(ニュー):4.1等星(4.9等星×2の二重星)

とこの四角形のほぼ中央にある星が5.8等星になっています。

おおざっぱに2等星、3等星、やや明るめ4等星、やや暗め4等星、6等星という並びです。

なのでりゅう座の頭を見ると、どの星まで見えるかによって、今日の空のコンディションがおおかた分かる(見ることのできる最微星を知ることができる)という便利なスケールになっているのです。

ν星が二重星でなかったら、2,3,4,5,6と綺麗なスケールになってくれたのでしょうが、双眼鏡の視野にスッポリ収まる範囲でこれだけ分かりやすく揃っているスケールはまずらしいので便利に使えます。

ところでこのν星、写真では分かりにくいですが、上に書いたように4.9等星の星が2個並んだ2重星です。

低倍率の双眼鏡だと二重星というより微妙に伸びた感じに見えてしまうことが多いです。(8倍以上でしっかり固定すれば見えます。)

ただ、双眼鏡で見ると一つに見えないため肉眼で見たときのイメージより少し暗く、つまり4.9等星がふたつあるという感じに見えて、雰囲気が変わるのが面白いです。

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久々に真面目に星景写真

今日はポカポカ陽気なのに八ヶ岳ブルーの一日。

木々の芽も急速に広がり始めています。

桜前線もだいぶ山を駆け上ってきた感じです。

さて今夜は素晴らしい星空。

下弦の月が昇るまでのあいだ、しっかり星見と星景写真を撮りました。

双眼鏡シリーズで完成が遅れている春バージョンの素材集めもしました。

夜半近くにはさそり座がすっかり顔を出して、だいぶ夏が近い感じがします。

やはり夏の星座は賑やかな感じがしますね。

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双眼鏡で星空観察入門 (61)

今日は午後から雨模様。

お風呂の天井の掃除やカビ対策、シャワー栓の交換などをしていました。

素人作業なのでやたらと時間が掛かります。

さて今日も双眼鏡シリーズを進めます。

今日はりゅう座の続きです。

9.双眼鏡で楽しむ星巡り

9-38 りゅう座の背中付近

ABK098 りゅう座 ζ-η-θ(ゼータ-エータ-シータ)星付近二重星群 分類:2重星

りゅう座は双眼鏡で眺めていると星座線で結ぶ竜の骨格沿いに双眼鏡向けの二重星がたくさん見つけられます。

りゅう座を双眼鏡で辿ると、双眼鏡で楽しめる重星の宝庫なのではないかと思えるほど、たくさんの重星が次々に視野に飛び込んで来るのです。

りゅう座ζ(ゼータ)星の少しη(エータ)星よりには4.9等星と6等星の二重星が
見えます。

またη星も2.7等星と5.7等星の二重星です。

η星はやや黄色みを帯びた星なので色の対比を楽しむこともできます。

η星からθ(シータ)星への並びをさらに先に延ばすと6等星の二重星が二組
並んでいて思わずニコニコしてしまいます。(二重星が2個なので(^^;) )

ABK099 りゅう座ι(イオタ)星 角笛星列 分類:星列

θ星から尻尾方向のι星に視野を移すとι星の北極よりには特徴的な星群が
見られます。

曲がったとんがり帽子のようにも見えますが、角笛と見るのが妥当だと思います。

「りゅう座ι星 角笛星列」と名づけます。

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スタパにも春がきた

今日は数日ぶりに真面目にマルスのお散歩。

とても暖かく昼間に気温は15度を超えていました。

ここまで暖かいと手袋や厚手のコートは不要ですし、軽装でも肩の力が入らずにノンビリ散歩ができて快適です。

次々に花が咲き、針葉樹達も葉の色が冬の茶色がかった緑から鮮やかな緑に変わりました。

夜もまずまずの天気で星を見ることができました。

なんとなく霞の掛かったような天気ではありましたが・・・

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今日も片付けの一日

今日も一日良い天気だったのですが、片付けの一日でした。
(マルスの散歩もおかみに任せて外で風景写真を撮るのも忘れていました。)

週末なのにゲストが無かったおかげでだいぶ目処が付いてきた感じです。

夜も良く晴れてつきが綺麗でした。

満月を過ぎてだいぶ下弦に近づいてきました。

そろそろ星見に適した捏例になって来ます。

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いろいろ片付け中

はまずまずといったお天気の一日。

でも今日は一日、家の中で片付けや不要品の整理をしていました。

暖房がなくても室内で快適に過ごせる(=寒くない)季節にならないとこの手の作業は辛いです。

GW前のわりと限られた時間の作業とも言えます。

気がついたら夜になっていました。

今日も月が見えていましたが、なんとなくトロンとした春特有の空気感です。

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双眼鏡で星空観察入門 (60)

今日は一日良い天気でしたが、昼間は家の中でウダウダしてしまいました。

夜になってゴソゴソ動き出し(今さらですが夜行性!!)月の写真を撮ったり、月は少し明るかったのですがとてもクリアに晴れていたので、双眼鏡で星空散歩をしたりしていました。

双眼鏡シリーズを進めます。

今日はりゅう座の見どころ紹介です。

9.双眼鏡で楽しむ星巡り

9-37 りゅう座の尻尾付近

りゅう座は双眼鏡で眺めるとかなり楽しい星座です。

暗い星が多いので都会や月が明るいときはできるだけ倍率が低くて視野の広い双眼鏡で星座の形を辿るだけでもグニャグニャして楽しいです。

とても大きな星座で頭は夏の大三角の星であるベガのすぐ近くにあるのに、尻尾の先は北斗七星と北極星のあいだに挟まるようになっています。

本来ならば頭のほうから紹介したいところなのですが、季節や時間帯の順番から行くと尻尾のほうから紹介をしたほうが自然なので、尻尾の先から紹介してゆきます。

ABK095 りゅう座λ(ラムダ)星(ギアンサル)竜の尻尾星列

りゅう座は次のλ(ラムダ)星(ギアンサル)がしっぽの先で終点なのですが、さらにその先(上の全景写真の一番下の円のあたり)を見ると、何やら特徴的な星列があります。

見ようによってはしっぽの先が尾びれのようになっている感じです。

場所的にはおおぐま座なのですが、竜のしっぽの先に尾びれが付いているイメージがしっくりきます。

ABK060でくじら座の尻尾の先にも尾びれのような星列があることを紹介しているのですが、(古人がこの尻尾の形に気付いていたかどうかは判らないのですが、)この奇妙な一致を考えると古人達は私たちが思う以上に眼が良く、想像力も豊富だったのだろうと思えてきます。

この星列はほとんどがおおぐま座に位置しますが、りゅう座λ星(ギアンサル)を起点としているので「りゅう座ギアンサル 竜の尻尾星列」と名づけます。

ABK096 りゅう座κ(カッパ)星の3重星 :重星

竜の尻尾から2番目の星がκ星です。

κ星は大中小の3重星で星の並びが面白いです。

りゅう座の星たちはこの他にも双眼鏡向けの重星がたくさんあるので順次紹介するのですがその第一弾です。

ABK097 61 りゅう座α(アルファ)星(ツバーン)のミニ矢星列 分類:星列

りゅう座のα星ツバーンは北斗七星の柄の部分の一番端の星(アルキド)と、こぐま座β星(コカブ)のほぼ中間にある3.7等星の星です。

りゅう座にはツバーンより明るい星があるのになぜかツバーンがα星ということになっています。

これはツバーンが今から5千年前、エジプトでピラミッドが盛んに作られて
いた時代に北極星として使われていたことに、敬意を表してのことのようです。

ツバーンそのものを双眼鏡で見てもそれほど面白くないのですが、ツバーン
周辺の星列をうまくつなぐと・・・

「や座」に非常によく似た星列が出来上がります。

本家のや座よりきれいな矢の形になっていると思いますので、「りゅう座α星(ツバーン)のミニ矢星列」と名づけます。

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