流星動画撮影の準備

今日も良い天気。

昼間は暖かでしたが、夜は北風が吹いてガツンと寒くなってきました。

今夜も月が明るく、綺麗でした。

さてお題の通り流れ星が飛ぶ様子を動画で撮影できないか検討中です。(冒頭の写真はCMOSカメラASI585MCにm4/3レンズF2.0/7.5mmを装着してノートPCに繋ぎ動画を撮影している様子です。)

PCで動画を撮影しようとすると通常は非圧縮のAVI形式で保存されるためデータ量が莫大なものになります。

ちなみに上のセットでは1分間で約1GBの保存容量になりますので手持ちのPC本体のストレージへの保存では一晩保つかどうかの容量しか確保できません。

撮影中にディスクが一杯になって不具合が出るのも恐いので、だいぶ価格がこなれてきた外付けSSD(2TB)を入手しました。

まー、驚くほど小さくて素っ気ない中身。

本体、USB-C変換アダプタ、取説のみのパッケージ。

PCに接続して確認するとしっかり1.8TBの容量がありました。

これだと連続で30時間ほど録画が可能な計算になります。

そんなに撮るかどうか、撮ったところでそんなに大きなデータどうするの? という問題もあるので悩ましいですが、とりあえず撮るだけは安心して撮れそうな環境になりました。

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天気のよい日が続きます

今日日中はやや雲が多かったのですが、夜は快晴になりました。

今年の11月は例年に無く好天に恵まれる日が多くて嬉しい限りです。

今夜も月がきれいでしたよ。

月が明るいわりには空気がクリアで、予想外に暗い星まで見えていました。

とは言え眼視での観察はソロソロ限界の月齢ですが、電視観察だとクリアに晴れていれば、あまり月明かりを気にしなくても(よほど月に近くない限り)いろいろな天体を観察できるので観察会の幅が広がります。

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今夜は惑星まつり

今日も良い天気が続きます。

今日も月の写真を写したのですが、予想外にシーイングが良かったです。

そこで惑星の撮影をしてみることにしました。

前にも書いたのですが今年の秋は木星、土星、天王星、海王星の4大惑星がいちどきに観察できるのです。

と言ってもシーイングが安定していないと、あまり面白くありません。

特に天王星、海王星はとても小さいので気流が悪いと円盤状にさえ見えません。

で、今晩撮影したのがこちら・・

同一倍率で別々に撮影したものを並べてみました。

個々の写りは今一ですが、地球から見た見かけの大きさの違いがよく分かると思います。

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Seestar S50がやって来た その8(完)

今日も良い天候が続きます。

11月も下旬になりスタパ周辺は冬枯れの状態になりつつあります。

夏のあいだ元気だったコスモスやルドベキアもすっかり種を落として枯れたので今日は刈り払いをしました。

車路の部分がスッキリ、広々といった感じになりました。

夜は月がきれいでした。

さてSeestar-S50のレビューそろそろまとめに入ります。

いろいろ使ってみた結果、とにかくよくできていて、
・難しい設定や、配線、事前準備、星の知識などがほとんど不要である
・非常に小型・軽量でオールインワン、Seestar-S50とスマホ(またはタブレット)だけ
・太陽も月も楽しめる
といったとにかくお手軽に天体観察が始められます。

望遠鏡に詳しくない方、これから電視観察を始めてみようと思う方、そしてそれらの人達が観察会などでより多くの人に手軽に天体観察をしてもらおうと考えているなら、現状ではほぼベストな選択だと思います。

まさに一家に1台Seestar-S50でもよいかも知れません。

と、ここまでは客観的に評価を進めてきたのですが、それではスタパが個人的にSeestar-S50が欲しいかと言うと(以前にも書いたのですが)、それほど食指がうごめくことは無いです。

既に電視観察を始めている知り合い達に聞いても同じ答えが返ってきます。

既に電視観察をしている人達というのは少なくとも15万~30万円くらいの投資をして始めているのですが、ほとんどがSeestar-S50よりCMOSカメラや光学系のグレードが高いです。
(下のセットで約30万円コースですが、以下「従来システム」と言います。)

グレードが高いぶん映し出される画像のクオリティーはかなり高いです。

例えば馬頭星雲付近の撮って出しがこちら、

Seestar-S50だとこちら、

どちらも取りこみ時に若干の軽さ調製をしているのみでRAW画像からの画像処理をしていないのですが、(光学系の違いによる画角の違いは別として)諧調の豊富さや像のなめらかさなどが大きく異なるのがわかると思います。

また出来上がった画像だけの比較では分からないのですが、対象を捉えて画面上である程度綺麗に画像が浮かび上がるまでの時間が大きく異なります。

観察会などではSeestar-S50よりテンポよく次々に天体を見てもらうことが可能です。

Seestar-S50では作品レベルの画像を得るとなるとかなり苦労しそうですが、従来システムだと少し頑張れば何とかなりそうな気がしてきます。

さらに言えばSeestar-S50は完全自動なため雲などで見える星の数が少なくなってしまうと導入ができなくなってしまいますが、従来システムでは最悪手動導入が可能です。

またSeestar-S50では眼視観察が不可能ですが、従来システムはCMOSカメラを接眼レンズに変えれば眼視観察ができます。

マニア視点では「もう少し画像が綺麗で、もう少し自由度が高ければ・・・」といったところでしょうか。

まあ現在進行形で望遠鏡の世界で革命が進んでいると言ってもよい状態なので、その辺のところは時間が解決してくれるかも知れません。

現時点でも8万円ほどでこれだけの機能の製品があること自体充分に凄いことだと思っています。

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Gを見に行く

今日は概ね晴れていましたが、一時アラレがが降る激しい天候でした。

午後は良く晴れて富士山が綺麗でした。

さて今日は久々(?)に映画館へ・・

話題の「G -1.0」を見てきました。

70年前に製作された初代作品がリスペクトされつつ現代風のアレンジがされた作品です。

展開が分かりやすく安心して見ていられました。

初代作品が作られたのは太平洋戦争が終わってからわずか9年後のこと。

反戦の意味もあったのでしょうが、よく作れたなぁ~と思ってしまいます。

さて今夜も良く晴れています。

月を撮ったらグラグラ沸騰したお湯の中に月がいるようでした。

風が強く、気温もかなり低いので早めに休むことにします。

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Seestar S50がやって来た その7

今日は終日良い天気。

今朝はSeestar-S50でお気軽太陽観察。

玄関デッキにチョイとだして太陽さんこんにちは!

といった感じで太陽を撮影。

Seestar-S50のアプリがバージョンアップして、操作性が向上したらしいことを知りその確認の意味もありました。

もともと手動で動かすことを想定していなかったのか、微動のスピードが速すぎるうえにバックラッシュが大きいので、ちょっとだけ対象の位置をずらそうと思うとビュイーンと動いてしまい困っていたのです。

今回のバージョンアップにより微動スピードが「速い」と「遅い」が選べるようになりました。

合わせて本体のほうもファームウエアが更新されたようで、使い始める前に更新が行われました。

「遅い」微調整が加わったおかげでわりと気楽に構図の微調整ができるようになりました。

Seestar-S50の画角でははみ出してしまう対象でも撮影範囲を微調整して何枚かにわけて撮影ができます。

下ははくちょう座の網状星雲NGC6992です。

Seestar-S50任せだとうえのようにしか写せませんが、少し画面を移動して

NGC6992の残りの部分を写すことができました。(前の仕様だとかなり難しかったです)
(残念なことに撮影中に飛行機が・・・・)

この二枚を簡易的にモザイク合成して

全貌を表現することができるようになりました。(つなぎ目が変なのは突っ込まないで~)

Seestar-S50は月の撮影も気楽にできます。

メニュー画面から月モードを選び簡単に導入することができます。

撮影して記録することもできます。

5cmの望遠鏡としてはまあ良く写っているかな・・? といった感じです。

少しアンシャープマスクの処理がキツイ気がしますが、スマホやタブレットの小さな画面で見るときにはメリハリがハッキリして見やすいです。

ちなみにいつものスタパの撮影方法では下のようになります。

いつもの処理よりアンシャープをきつめにかけると・・・

Seestar-S50の画像に近くなるのがわかります。

まあ好みの問題なので何とも言えませんね・・・・

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Seestar S50がやって来た その6

今日は晴れのち・・・

なんと雪!!

でも夜には快晴になりました。

激しい山の天候ですかね。

とても同じ日に撮影した3枚とは思えないほどです・・・

さてSeestar-S50のレビューを続けます。

前回はSeestar-S50での星雲系の作例を紹介しましたが、今日は系外銀河と星団の作例を紹介したいと思います。まずはみんな大好きアンドロメダ銀河M31です。

Seestar-S50の画角ではM31の全貌を捉えることができませんが、その分中心部の構造がよくわかるような写りになっています。

次はさんかく座銀河M33。

画角ぴったりな感じです。

M31、M33に次ぐ大きさですが南に低いので観察が少し難しいちょうこくしつ座の銀河NGC253。

10分では少し露光不足な感じです。

アンドロメダ座の銀河と言えばM31があまりにも有名ですが、意外に良く見える銀河としてNGC891があります。

エッジオン銀河と言い、銀河を横から見て中央に濃いガス部分の暗黒帯がみえます。

次はくじら座の銀河M77。

フェイスオンで円盤を上から見る感じの銀河ですが、腕の明るさが比較的地味な銀河でSeestar‐S50ではあまりよく写りませんでした。

系外銀河作例の最後はうお座の銀河M74です。

フェイスオン銀河らしい姿を捉えることはできましたが、やはりもう一歩露光が足りない感じがしました。

銀河の撮影に関していえば全体的に少し感度不足の感が大きいように感じましたが、これは私自身がほかの機材で電子観察をたくさんしているために感じることかもしれません。

実際のところ眼視の観察では40㎝望遠鏡で見ても今回の作例ほどはっきり見えることはありません。

たった5㎝の口径の望遠鏡でここまで映し出せてしまうすごい時代になったものだと思います。

さて続けて星団の作例も紹介しておきます。

まずはみんな大好きプレアデス星団M45。

昇りかけの縦構図で6連星がギリギリ入っています。

メローペ廻りの星雲も写っていますが、M45を撮るならもう少し広い画角が欲しいところです。

Seestar‐S50の場合、太陽と月も観察することを重視しているので、その辺で必要な画角とのギリギリの妥協点なのかもしれません。

どんな望遠鏡でもオールマイティはないのでやむを得ないところかと思います。

散開星団の有名どころであるペルセウス座の二重星団は短時間でもかなりハッキリ写ります。

散開星団の観察にはかなり強い感じがします。

星団系最後はみずがめ座の球状星団M2です。

こちらもかなり短い露光時間で星の大集団であることが分かる写りになっています。

40㎝望遠鏡の眼視観察でもここまでは見えないのでやはり凄いことです。

以上2回に分けて様々な天体の作例を挙げました。

まだまだ完全に使いこなしているとは言えないし、取ってだしの画像だけの判断ではあるのですが、
・あまり手間とお金をかけずにとりあえず電子観望を始めたい
・とりあえず電子観望がどんなものか試してみたい
・望遠鏡や天体に関してあまり知識がないけどとりあえずいろいろな天体を観察してみたい
・観察会などを開催するので多くの人に普通の望遠鏡では見えない天体も見せてあげたい

などの目的があるならかなり強力なガジェットといえます。

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Seestar S50がやって来た その5

今日は雨のち晴れ。

夜は晴れたり曇ったりでしたが、月は何とか撮れました。

さてSeestar-S50のレビューの続きです。

前回紹介したようにSeestar-S50では10秒の露光を繰り返し重ねて行くことにより画像のクオリティーを向上させる方式をとっています。

このため各種天体の写り方の傾向として、
・淡い天体ではガンマ値(=感度)を高くしないと見えてこない
→ 画像が荒れる → たくさんスタックしてノイズを消す
・星団系では星が点像でガンマ値を上げなくても写りやすい
→ ノイズが少ない → 少ないスタックでも綺麗に写る
という特性があります。

なので、銀河や星雲など淡い天体を対象とする場合にはどのくらいのスタックで撮影を止めるか悩ましいところで
・たくさん色々な天体を見たい場合にはスタックを短時間で切り上げ
ノイズの多い画像で我慢する
・綺麗な画像を残したい場合にはたくさん天体を観察するのをあきらめ
各天体毎に長時間(20分以上)スタックを続ける

実際にはタブレットやスマホの画面上にモニターされる画像を調整しながら納得の行くところを見つけながらスタックをストップすることになると思います。

Seestar-S50を用いて秋から冬にかけての星雲星団の幾つかを撮影したので、スタパの空ではこんな感じに写るという作例として紹介したいと思います。

以下はタブレットに保存された撮って出しの画像です。
(Seestar-S50の内部にはRAWデータ(fit画像)が保存されていて丁寧に処理すればもう少し綺麗な画像になるかも知れませんがとりあえず・・・)

まずはみんな大好きオリオン大星雲M42です。

明るい星雲な上に21分(128スタック)の長時間露光なのでかなり綺麗に写りました。

次はオリオン座の散光星雲、超有名な馬頭星雲です。

13分の露光ですが暗い星雲なので少しノイズがあります。

明るい星の周りにシャボン玉のようにハロが出ていますが、この光学系の特性のようです。

次は馬頭星雲のとなりにある燃える木星雲NGC2024とのセット

燃える木星雲は馬頭星雲周りの星雲より明るいのでガンマ値を下げても星雲が分かるのでノイジーな感じが少なくなります。

次はケフェウス座のNGC7380(通称魔法使い星雲)です。

たいへん淡い星雲なので星に埋もれている感じです。

銀河の中の淡い星雲は恒星ばかり目立っててしまうようです。

下は前にも掲載しましたが、みずがめ座の惑星状星雲NGC7293(通称らせん星雲)です。

惑星状星雲の中では見かけ上最大ですが、たいへん淡く肉眼ではあまり良く見えない対象なのに見事に色まで写しだしてくれています。

本日最後はおうし座の超新星残骸カニ星雲(M1)です。

小さいので細かいところは今ひとつですが、星雲内のモヤモヤも何となく分かり、ほんのり色が着いています。

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Seestar S50がやって来た その4

今朝は気持ちのよい青空でしたが、午後からは曇り・・・・

今日は芋掘りの後ほったらかしにしていた畑の仕舞い作業。

マルチや防草シートを剥がして、来年の作付けのため作着け部分を少し拡張したり籾殻を入れたりしながら耕し直しました。

夕方には西の低空だけ晴れて月の写真を撮ることができましたが、その後はベタ曇りとなってしまいました。

さてSeestar-S50のレビューの続きです。

Seestar-S50には純正で軽量コンパクトで高剛性な卓上用三脚が付属しています。

ただ卓上用三脚は便利なようで、屋外にガッチリブレないテーブルを用意するのは意外に難しくて苦労することが多いです。

適切なテーブルが見つからなくて、結局這いつくばって操作していたり・・・

レビューなので当面純正の三脚でスタートしますが少し長めの三脚に載せて使えるようにしたほうが便利かなと思います。。

【注意】以下は没記事です

Seestar-S50の底部には3/8インチのカメラネジが着いているので、3/8インチの三脚として手っ取り早いのはスカイウォッチャーのAZ-GTi用三脚です。

ですが、この三脚ネジ部分が少し引っ込んでいて三脚架がSeestarの台座より大きいの
で取り付けると本体が三脚架に密着して水平回転ができなくなります。

AZ-GTi用三脚+AZ-GTi用エクステンションピラーを組み合わせるとたいへん具合が良さそうでした。

エクステンションピラーと本体の取付けは、ピラー上部のネジ台座を取り外して
本体にねじ込むので本体をテーブルなどに置いたまま取付けできます。

またピラーに組み付けたまま固定ネジを緩めれば水平回転が可能なためコンパス
アライメントが楽にできます。

ここまで没記事

実はこの組み合わせで使うとネジ台座のゴム座がめくれ上がりSeestar-S50の本体と干渉して引っ掛かりが生じ追尾が不調になることが分かりました。

一見干渉しないように見えたのですが、そのままではうまく行かないので注意が必要です。

ゴム座のめくれ上がりを防止するような大きな円座を用意すればウマく行きそうな気がします。

3/8ネジの三脚で接合部分でSeestar-S50本体と干渉しない、大型のカメラ三脚を用意すれば良いと思います。

屋外で使っていて少し気になったのがパイロットランプの明るさ。

昼間太陽を見るときにもシッカリ見える明るさに設定しているのでしょうが、夜はかなり眩しいです。

致命的欠陥というわけでは無いですが、色の濃い絵はがきの切れ端を貼り付けて光を軽減しました。

昼間でも屋内ではうっすらと紙を通してランプが見えるほど明るいですが、夜はちょうど良い感じでした。

さてこのSeestar-S50、一度設定が済んでしまえば後はWi-Fiでスマホやタブレットで離れた場所からも操作可能です。

屋内でヌクヌクしながら観察が可能です。

前にも書きましたがSeestar-S50は星雲星団の撮影では10秒間の露光を繰り返し重ね合わせながら画像を濃くして行きます。(スタック処理と言います)

1枚1枚は高ゲイン(=高感度)で撮影するためかなり荒れた感じの画像で、スタックをたくさんすることにより解像度が向上しノイズが少なくなって行きます。

とりあえず1分くらい待っていると各天体のそれらしい姿が浮かび上がって、電視観察として楽しめるレベルになります。

ただある程度綺麗な画像を残したいと欲を出すと、10分~20分くらいスタックした方が良いです。( 上のからのプレアデス星団のような明るい天体であれば5分でも充分ですが暗い天体では長いほうが良いです。)

部屋の中で画像が浮かび上がって行く様子をモニターできるのはとてもありがたいです

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Seestar S50がやって来た その3

今日は日中曇りがちでしたが夜は快晴、良い天気です。

おかげで今夜もSeestar-S50のバッテリーが切れるまで楽しみました。

さて今日もSeestar-S50のレビューです。

昼間太陽でのファーストライトに気を良くして、夜もSeestar-S50を持ち出して電視観察です。

Seestar-S50を使う傍らAZ-GTi+Zenistar66SD+ASI585MC+ASIAirMiniの組み合わせでも遊びますが、まずはSeestar-S50の使い方をマスターです。

昼間と同じようにサクサク接続して天体導入をします。

電源を投入して最初の天体を導入する前にこんな画面が出ます。

たぶんダーク減算処理などのための準備をするのでしょうか・・・

そして目標の天体へ・・・

プレビュー画面だと暗い天体は導入できているかよく分からないこともあるのですが、とりあえずみずがめ座の惑星状星雲(らせん星雲:NGC7293)を撮影開始・・・

わりと高いゲインで10秒露光を繰り返しスタックしてクオリティーを向上させて行く方式のようです。

最初の10秒でもとりあえずどんな感じの写りになるか予想が付くような画面になりますが、淡い天体だとかなり枚数を重ねないとノイズが多いです。(1分ではかなり荒れた感じ)

上は撮影中6分50秒でののスクショで、まだ少し荒い感じです。

この天体ではさらに長めに露光をかけて・・・

25分でやっとこんな感じです。

何となく様子が分かったので、みんな大好きオリオン大星雲を星図モードから選びます。

だいたい近くまでいったのでプレビューモードへ

しばらく待てば素晴らしいオリオン大星雲の出来上がりです。

明るい天体だとノイズの少ない画像が得られやすいようです。

ウーン・・・、結構楽しく遊べます。

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