お花見ツアー2024 その3

今日は雨模様の一日

天候不順な日が多いです

さて昨日は今年のお花見ツアー・その3ということで奈良県の吉野山日帰り弾丸ツアーでした

家を朝4時に出発、23時に帰着というまさに弾丸バスツアーです

日本一の花見の名所、現地には何十台もの大型バスが停まっていました

吉野山は下千本・中千本・上千本・奥千本と四箇所の見所が少しずつ開花時期を変えて楽しめるようになっているそうです

昨日は下から中が見頃を迎えており、週末ほどではないそうですがかなりの人出でした

下・中・上・奥で合計4千本かと思ったら実際には3万本の桜が一帯にあるようで、とても広い範囲に桜の林が拡がっていて、他の桜の名所とのスケールの違いを感じました

世界遺産に指定された史跡も散在しており、桜の咲いていない季節にジックリ散策するのも良いかも知れません

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星の絵本「春の宇宙で幸せさがし」

今日のスタパ周辺は曇のち薄曇り、夜はほとんど星が見えません

さて今日は星の絵本の紹介

ほっしーえいじ様より献本を頂いた「春の宇宙で幸せさがし」です

この絵本、フクロウさんがカラスさんやハチさんに助けられながら春の夜空で幸せを探すために様々な天体を巡るというストーリー

フクロウさんは幸せを見つけることができるのか・・・

星好きな方なら、フクロウ、カラス、ハチという辺りでネタバレでと思うかも知れませんが、イヤイヤなかなか奥が深いです

実はこの絵本、春夏秋冬のシリーズで、夏・冬・秋の順で刊行されとりあえず今回でシリーズ完了のようです

どの絵本も小さな子どもたちに宇宙への興味を持ってもらえるようにするための内容で、いろいろな工夫もあって興味深いです

発売は4月10日ですがAmazonで予約が可能なようです

未就学のお子さんやお孫さんがいる方や、お子さんと接する機会の多い方はぜひ!

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ようやくLX200-20(F6.3)の出動 part4

今日は雨の一日で星は見えません

さてポン・ブルック彗星に出逢えた4月1日、プチ遠征からスタパに戻っても透明度がわりと良くLX200-20(F6.3)の出動となりました

当日は先日の課題であった片ボケを解消するため接眼部を3点止めの高級タイプに変えてのトライでした

上のセット(AM5赤道儀)で撮り始めたのですが、風が強すぎてガイドが全く安定しない状態でそのまま撤収をしようかと思ったのですが・・・

とりあえず接眼部の改良により片ボケは解消できているようですが、どうも光軸が狂っている感じでした

どうせ撤収ならその前に光軸修正をしてしまえとフードや銀巻きを外して光軸修正をしました

で、光軸修正後にテスト撮影したりょうけん座の球状星団M3がこちら

お~、ハッキリ言って化けましたね

フードを付けないので風の影響が軽減され星団なので短時間露光ということもあるのですが片ボケも解消され、中心像の解像度がだいぶ改善しているように思います

気を良くしてオートガイドの動作確認もかねて長時間露光に挑戦

おおぐま座回転花火銀河M101です

120秒×32スタック(総露光64分)というスタパとしてはかつて無い長秒露光です(HⅡ領域の赤い色が見え始めています)

ついでにかみのけ座の銀河NGC4565です

こちらは月が昇ってしまったので120秒×4スタックで打ち止め

それでも露光が短いぶん星像がシャープで、銀河の構造も垣間見られます

まあ最新式の高級機ほどの写りではないのですが、ここまで写るならちょっと楽しみになって来ました

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お花見ツアー2024 その2

今日は晴れのち曇り

ここ数日の暖かさに誘われて、県内の花見スポット巡り

今年は1月に沖縄で日本一早い花見に出かけたので、花見ツアーとしては2回目

まずは身延山久遠寺のしだれ桜

久遠寺は日蓮宗の総本山でとても立派なお寺ですが全国でも名高いしだれ桜の名所です

次に南部町の本郷千年桜

樹齢数百年(通称千年)の大きな桜です

次は同じく南部町原間の糸桜

枝振りがとても良く、開花状況も良くとても綺麗でした

早めの昼食のあと少し足を伸ばして山梨県の中でも秘境と言われる早川町西山温泉 湯島の湯で湯治

高アルカリでお肌しゃっきりです

実は早川町の早川沿いは現在リニア新幹線工事が佳境のようで大型トラックが引っ切り無しに走っていました

温泉のあとはまた身延町に戻り(というか山が険しく身延町経由で大きく迂回しないとスタパ方面に戻れない)、富士川クラフトパークへ

この公園、ひと山丸ごと公園といったとても広い敷地でいろいろな自然体験ができるようになっているようです

中に身延町しだれ桜の里という一角がありたくさんのしだれ桜が並んでいます

ただしここのしだれ桜、植えてまだ数年というのがほとんどで10年先が楽しみといった感じでした

以上、県内花見第一弾でした

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やっとポン・ブルック彗星に逢えた

今日は薄曇りのち快晴で夜は星が綺麗でした

先日しっかりと振られたポン・ブルック彗星、今日は1kmほどプチ遠征をして西側が良く開けた場所でようやく出会うことができました

上はOM-1に57mm/F4.5(50-200mm/F2.8-3.5)、ISO3200、30secにて撮影した画像です

中央やや下寄りの少しだけ尾を引いた天体がそれです

すぐ右下におひつじ座のα星(ハマル:2等星)が写っていて写真では同じくらいの感じですが、肉眼では全然見えず双眼鏡で見ると微かにハマルの右上に見える感じでした

CMOSカメラASI585MC+200mm/F2.8望遠レンズでの拡大画像がこちら

尾の構造が少しだけ判る画像になりました

それにしても最近は本当に人工衛星が多いです・・・・

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ようやくLX200-20(F6.3)の出動 part3

今日は晴れのち曇りで星が見えない夜になりました

LX200-20(F6.3+0.67レデューサー)+AM5赤道儀+ASI585MC(UV/IRカットフィルター)での天体撮影の続き

得られた画像から少しまじめに処理をした結果をアップします

結論を先に書くと、撮って出しのライブビューでスタックしたFitファイルをASISutudioでかき出したの(一昨日アップした画像)と、

個別の撮影画像から個々にダーク補正を掛けた後、ガイドズレの大きいものを取り除き、コンポジットした画像(以下に貼り付けます)とそれほど大きな差が出なかったです

まずはおおぐま座の銀河M81

同じくおおぐま座M82

同じくおおぐま座M108(サーフボード銀河)

同じくおおぐま座ですが惑星状星雲のM97(ふくろう星雲)

相変わらず星像が甘く、片ボケですがさすがは20cmの口径でそこそこ迫力があります

オートガイドの活用により120秒露光を16スタックで一天体あたり32分くらいの時間を掛けています

本気になると一天体辺り一晩から数晩掛けて撮影するのがマニアのあいだでは一般的ですが、そこまで本気になるかどうか・・・

その前に片ボケを無くす手法を検討しなければダメですね

それとシュミカセは鏡筒が向く方向によりピントが変わるので、都度フォーカス調整が必要です

オートフォーカサーを導入したいところですがミード用のフォーカサーが見当たらないですね・・・

せめてバーティノフマスクを調達しようと計画中です

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今日は電視観望講座

今日は晴れ時々曇り

天候は今ひとつでしたが、ここのところほぼ3ヶ月に1度のペースで開催されている「リアル電視観望講座」(協栄産業様主催)が実施されました

今回も電視観望のカリスマ伝道師といえる村上氏が講師で、内容の濃い講座となりました

晴れたり曇ったりの落ち着かない天候でしたが、昼間の座学のあと夕食後は深夜まで熱心に取り組まれていました

機材は揃えたのだけれども今ひとつ使いこなせていないという方やこれから電視観望を初めて見たいという方にはもの凄くお奨めできる講座です

スタパのキャパシティから受講者の数がとても限られるのでその分行き届きかマンツーマンに近い形で指導を受けられること、

実際の星空の元、自分の機材で体験ができるなど合宿形式のリアル講座ならでは大きなメリットがあるので、意外にもリピーターさんで埋まる席が多いほどです

これから・・・、とお考えの方はぜひ機会を見つけご参加下さい

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ようやくLX200-20(F6.3)の出動 part2

今日は曇りのち晴れ

スタパ周辺でもすっかり春・・と言った感じで暖かく、夜はしっかり晴れてくれました

さて2月末にLX200-20(F6.3)がようやく出動と紹介したのですが、こちらもバタバタしているうちに1ヶ月経ってしまいました・・・

前回の試写のときにはもの凄く気流が悪くてピントが良く出ないし、微光星の写りが今ひとつだったので消化不良気味だったのですが、バタバタしているうちにほったらかしになってしまいました

というわけで久々の出動(22時過ぎには月が昇りましたが・・・)

このセット鏡筒は200mm/F6.3(1260mm)のミード製シュミカセに
0.67倍レデューサーを組合せ実質834mm(≒F4.2)なります
ASI585MC+UV/IRカットフィルター 30mm/F4+ASI120MMにてオートガイド
AM5赤道儀をASIAIR Miniで制御しています
今日はまじめにダース補正も掛けました
基本120sec16stack(総露光32分)です

とりあえず撮って出しの画像を上げておきます

まずはおおぐま座の銀河M81(ボーデ銀河)

続いて同じくM82(葉巻銀河)

同じくM108(サーフボード銀河)

今日はガイドが安定するまで少し手間取りましたが800mm越えの焦点距離で120秒の露光が何とかなっています

相変わらずピントが甘いですが、結構迫力のある画像になったように思います

まじめな画像処理は追って・・・

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少し真面目に画像処理

今日も雨降りの一日でした

2月、3月は少しバタバタしていたわりに天候の良い日も多く、各種機材のテストもしていたので撮りためた画像がとっちらかったままになっていました

きょうは少しだけ整理を兼ねて少しだけまじめに画像処理をして見ました

といっても撮って出しをコンポジットしただけですが・・・

まずは2月28日に20cm/F6.3で撮影したM1

この日は気流が悪く20cmの分解能が活かせる状態ではなかったのですが、それでも5枚ほどコンポジットしたらまあまあの画像になりました

ちなみに撮って出しはこちら

次に2月12日にOnstep化GP赤道儀に載せたC5(F4.5相当)での撮影

子持ち銀河M51です

小銀河が大きく拡がっている様子が分かります

続いて回転花火銀河M101

上の2点はオートガイドにより120秒の露光を掛けた画像を幾つか重ねています

でもまだまだ作品としてはスタック数が足りていないですね・・・

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またもや彗星に振られる

今日日中は良い天気でしたが薄明終了後になって曇ってしまいました

とは言え夕刻は西の地平線近くまで良く晴れていたので、少し話題になっているポン・ブルックス彗星を捉えられないかと準備しました

赤道儀化とASCOMRemote制御により俄然調子の良くなったAZ-GTi+70-200mm/F2.8+ASI585MCの組合せです

薄明終了前なので極軸合わせも超いい加減のまま木星でアライメントして、いざポン・ブルックス彗星と向けたのですが・・・・

彗星は既に木立の中に・・・・

どうも彗星には振られてしまうことが多いです

まあとりあえず枝の隙間にそれらしく写ったということで・・・

あまりにも残念なのでそのままの設定でスバル(M45)へ

片ボケが治っていないのでアダプターの見直しが必要かも知れません

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