お花見ツアー2024 その2

今日は晴れのち曇り

ここ数日の暖かさに誘われて、県内の花見スポット巡り

今年は1月に沖縄で日本一早い花見に出かけたので、花見ツアーとしては2回目

まずは身延山久遠寺のしだれ桜

久遠寺は日蓮宗の総本山でとても立派なお寺ですが全国でも名高いしだれ桜の名所です

次に南部町の本郷千年桜

樹齢数百年(通称千年)の大きな桜です

次は同じく南部町原間の糸桜

枝振りがとても良く、開花状況も良くとても綺麗でした

早めの昼食のあと少し足を伸ばして山梨県の中でも秘境と言われる早川町西山温泉 湯島の湯で湯治

高アルカリでお肌しゃっきりです

実は早川町の早川沿いは現在リニア新幹線工事が佳境のようで大型トラックが引っ切り無しに走っていました

温泉のあとはまた身延町に戻り(というか山が険しく身延町経由で大きく迂回しないとスタパ方面に戻れない)、富士川クラフトパークへ

この公園、ひと山丸ごと公園といったとても広い敷地でいろいろな自然体験ができるようになっているようです

中に身延町しだれ桜の里という一角がありたくさんのしだれ桜が並んでいます

ただしここのしだれ桜、植えてまだ数年というのがほとんどで10年先が楽しみといった感じでした

以上、県内花見第一弾でした

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やっとポン・ブルック彗星に逢えた

今日は薄曇りのち快晴で夜は星が綺麗でした

先日しっかりと振られたポン・ブルック彗星、今日は1kmほどプチ遠征をして西側が良く開けた場所でようやく出会うことができました

上はOM-1に57mm/F4.5(50-200mm/F2.8-3.5)、ISO3200、30secにて撮影した画像です

中央やや下寄りの少しだけ尾を引いた天体がそれです

すぐ右下におひつじ座のα星(ハマル:2等星)が写っていて写真では同じくらいの感じですが、肉眼では全然見えず双眼鏡で見ると微かにハマルの右上に見える感じでした

CMOSカメラASI585MC+200mm/F2.8望遠レンズでの拡大画像がこちら

尾の構造が少しだけ判る画像になりました

それにしても最近は本当に人工衛星が多いです・・・・

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ようやくLX200-20(F6.3)の出動 part3

今日は晴れのち曇りで星が見えない夜になりました

LX200-20(F6.3+0.67レデューサー)+AM5赤道儀+ASI585MC(UV/IRカットフィルター)での天体撮影の続き

得られた画像から少しまじめに処理をした結果をアップします

結論を先に書くと、撮って出しのライブビューでスタックしたFitファイルをASISutudioでかき出したの(一昨日アップした画像)と、

個別の撮影画像から個々にダーク補正を掛けた後、ガイドズレの大きいものを取り除き、コンポジットした画像(以下に貼り付けます)とそれほど大きな差が出なかったです

まずはおおぐま座の銀河M81

同じくおおぐま座M82

同じくおおぐま座M108(サーフボード銀河)

同じくおおぐま座ですが惑星状星雲のM97(ふくろう星雲)

相変わらず星像が甘く、片ボケですがさすがは20cmの口径でそこそこ迫力があります

オートガイドの活用により120秒露光を16スタックで一天体あたり32分くらいの時間を掛けています

本気になると一天体辺り一晩から数晩掛けて撮影するのがマニアのあいだでは一般的ですが、そこまで本気になるかどうか・・・

その前に片ボケを無くす手法を検討しなければダメですね

それとシュミカセは鏡筒が向く方向によりピントが変わるので、都度フォーカス調整が必要です

オートフォーカサーを導入したいところですがミード用のフォーカサーが見当たらないですね・・・

せめてバーティノフマスクを調達しようと計画中です

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今日は電視観望講座

今日は晴れ時々曇り

天候は今ひとつでしたが、ここのところほぼ3ヶ月に1度のペースで開催されている「リアル電視観望講座」(協栄産業様主催)が実施されました

今回も電視観望のカリスマ伝道師といえる村上氏が講師で、内容の濃い講座となりました

晴れたり曇ったりの落ち着かない天候でしたが、昼間の座学のあと夕食後は深夜まで熱心に取り組まれていました

機材は揃えたのだけれども今ひとつ使いこなせていないという方やこれから電視観望を初めて見たいという方にはもの凄くお奨めできる講座です

スタパのキャパシティから受講者の数がとても限られるのでその分行き届きかマンツーマンに近い形で指導を受けられること、

実際の星空の元、自分の機材で体験ができるなど合宿形式のリアル講座ならでは大きなメリットがあるので、意外にもリピーターさんで埋まる席が多いほどです

これから・・・、とお考えの方はぜひ機会を見つけご参加下さい

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ようやくLX200-20(F6.3)の出動 part2

今日は曇りのち晴れ

スタパ周辺でもすっかり春・・と言った感じで暖かく、夜はしっかり晴れてくれました

さて2月末にLX200-20(F6.3)がようやく出動と紹介したのですが、こちらもバタバタしているうちに1ヶ月経ってしまいました・・・

前回の試写のときにはもの凄く気流が悪くてピントが良く出ないし、微光星の写りが今ひとつだったので消化不良気味だったのですが、バタバタしているうちにほったらかしになってしまいました

というわけで久々の出動(22時過ぎには月が昇りましたが・・・)

このセット鏡筒は200mm/F6.3(1260mm)のミード製シュミカセに
0.67倍レデューサーを組合せ実質834mm(≒F4.2)なります
ASI585MC+UV/IRカットフィルター 30mm/F4+ASI120MMにてオートガイド
AM5赤道儀をASIAIR Miniで制御しています
今日はまじめにダース補正も掛けました
基本120sec16stack(総露光32分)です

とりあえず撮って出しの画像を上げておきます

まずはおおぐま座の銀河M81(ボーデ銀河)

続いて同じくM82(葉巻銀河)

同じくM108(サーフボード銀河)

今日はガイドが安定するまで少し手間取りましたが800mm越えの焦点距離で120秒の露光が何とかなっています

相変わらずピントが甘いですが、結構迫力のある画像になったように思います

まじめな画像処理は追って・・・

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少し真面目に画像処理

今日も雨降りの一日でした

2月、3月は少しバタバタしていたわりに天候の良い日も多く、各種機材のテストもしていたので撮りためた画像がとっちらかったままになっていました

きょうは少しだけ整理を兼ねて少しだけまじめに画像処理をして見ました

といっても撮って出しをコンポジットしただけですが・・・

まずは2月28日に20cm/F6.3で撮影したM1

この日は気流が悪く20cmの分解能が活かせる状態ではなかったのですが、それでも5枚ほどコンポジットしたらまあまあの画像になりました

ちなみに撮って出しはこちら

次に2月12日にOnstep化GP赤道儀に載せたC5(F4.5相当)での撮影

子持ち銀河M51です

小銀河が大きく拡がっている様子が分かります

続いて回転花火銀河M101

上の2点はオートガイドにより120秒の露光を掛けた画像を幾つか重ねています

でもまだまだ作品としてはスタック数が足りていないですね・・・

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またもや彗星に振られる

今日日中は良い天気でしたが薄明終了後になって曇ってしまいました

とは言え夕刻は西の地平線近くまで良く晴れていたので、少し話題になっているポン・ブルックス彗星を捉えられないかと準備しました

赤道儀化とASCOMRemote制御により俄然調子の良くなったAZ-GTi+70-200mm/F2.8+ASI585MCの組合せです

薄明終了前なので極軸合わせも超いい加減のまま木星でアライメントして、いざポン・ブルックス彗星と向けたのですが・・・・

彗星は既に木立の中に・・・・

どうも彗星には振られてしまうことが多いです

まあとりあえず枝の隙間にそれらしく写ったということで・・・

あまりにも残念なのでそのままの設定でスバル(M45)へ

片ボケが治っていないのでアダプターの見直しが必要かも知れません

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Onstep化GPとAZ-GTiのASCOM Remote制御 その2

今日も終日雨模様

菜種梅雨(なたねづゆ)らしいです

さて今日もASCOM Remote制御についてです

単純にASCOMのみの制御よりASCOMRemoteを用いることにより各機器の安定化が図れるのですが、もう一つの大きな利点として他のPCやOSの異なるスマホなどからも制御できるようになるという機能が加わります

実は昨日の時点でやり方がよく分からなかったのですが、今朝ほどT-Studioさまより天の声とも言えるコメントを頂きました

早速そのアドバイス(天の声)をヒントにいろいろ設定をして、AndroidタブレットのSkySfariで制御ができるようにしました

一番の肝はASCOM RemoteのデフォルトのIP設定が「127.0.0.1」なのですが、これだとローカル(PC内だけ)でしか接続ができなくて、PCの固定IPを「192.168.x.x.」のように設定するということでした

例によって備忘録を兼ねて一連の操作を記録しておきます

1)PCのモバイルホットスポットをONにしASCOM Remoteを立ち上げます
(ここではIPが赤枠内にあるように127.0.0.1になっています)

2)Setupボタンをクリックした後 Server Configurathionウインドウで
・Server Configurathionタブを選択
・Server IP addressのチェックボタンをクリック

3)すると使用中のPCのIPアドレス(ここでは192.168.1.12)が表示されるので選択してOKをクリック

4)Server Consoleに戻るのでIPアドレスが変更されていることを確認

5)SharpCapとStellariumの設定も前と同じですがSharpCapでは設定でマウントを選び直す必要があります(設定したIPアドレスのマントを選択します)

6)次にタブレット(もちろんスマホでもOK)でSkySfariの設定
設定で望遠鏡プリセットを選択し、「+プリセットを追加」をタップ

7)「ASCOMアルパカ接続」をタップ

8)なぜかステップ1/5からいきなり2/3になるがそういう仕様ということで
「手動設定」を選択、先ほどのIPアドレス(ここでは192.168.1.12)を入力
「デバイスのIPとポートを確認する」をタップ

9)正常ならば下記赤枠のような表示が出るので右上の「次へ」をタップする

10)ステップ3/3となりプリセット名が表示されるので必要に応じて変更し(ここでは変更無しで)「プリセットを保存」をタップ

11)登録されたプリセット一覧が表示される(ここでは既に保存された3つが表示されている)
制御したい望遠鏡のプリセットを選択(チェックが入る)

12)設定を閉じメインの画面に戻ったら下段メーニューの「望遠鏡」タップ、
「接続」をタップすると既にStellariumなどで制御している天体に指標が表示される
(ここではリゲルに向いていますがゼロスタートなら天の北極に指標がある)

この状態でPCのStellariumからもタブレットのSkySfariからも天体の導入が可能になり、それぞれの制御を共有できています

上はAZ-GTiの制御をしていますが、
ASCOM Remoteの Server Configurathionウインドウでマウント、カメラなどの変更
SharpCapとStellariumでマウント変更
SkySfariでもプリセット変更をすれば

Onstepでの制御も可能です

こうなるとPC側でStellariumを立ち上げずSkySfariを無線リモコンとして使っても良いです

他にも使い道がいろいろありそうですが、とりあえず導入用アプリを無線化して使えるのは便利ですね

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Onstep化GPとAZ-GTiのASCOM Remote制御

今日は雨がちの天候

さてASCOM RemoteについてOnstep化したGP赤道儀と赤道儀仕様にしたAZ-GTiで制御できるようになったので一連の操作を備忘録としてアップしておきます

1)GP赤道儀のOnstepにしてもAZ-GTiのSynscanもとりあえず立ち上げて架台が制御できるようにします

またPCの設定からモバイルホットスポットをONにしておきます

2)インストール済のASCOM Remoteを立上げ「SetUp」ボタンをクリックします

3)Server Configurathionウインドウで以下を選択後【OK】をクリック
① Telescope(架台)を選択
② 接続している架台(ASCOMドライバーがインストールされているものが表示される)を選択
③ Cameraを選択
④ 使用するカメラを選択
⑤ Concurrent Accsessにもチェックを入れます

4) セットアップが完了すると下記のようにカメラと架台が接続されたことが表示されます

5) SharpCapを起動し、ファイル → SharpCapの設定 で「ハードウエア」タブの「マウント」で「Onstep・・・(ASCOMRemoteServer)」を選択します

6) その後カメラを接続し、「望遠鏡制御」ウインドウで「接続済み」にチェックを入れ操作がアクティブになることを確認します

7) Stellariumを起動し、望遠鏡操作 → 望遠鏡の設定 でラジオボタン「ASCOM」を選択
「ASCOM対応望遠鏡を選択」から下記画面にして
① 使用する架を選択
② 一番上に「Trace Alpaca」と表示されていればOKです

フ~ッ・・・、少し端折りましたが以上が一連の作業です

ASCOMRemoteを使わないときと比べると一手間増えることは確かなのですが、増える手間はASCOMRemoteを先に立ち上げる部分だけなので、騒ぐほどたいへんな手間でもないです

以上の設定にしてからアプリがフリーズしたり、操作が不調になったりということなくなり階調に運用ができています

WindowsPCでの制御では以前から何となく信頼感が薄く、ASIAIRを使うときのような安心かというか快適性が今ひとつだったので一歩前進という気がしています

ここでは最低限の機器の接続しかしていませんが、ガイドカメラ、フォーカサー、フィルターホイールなど機器が増えれば増えるほど不具合のリスクを軽減できるはずなので早めになれておくほうが良いと思っています

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Onstep化GP赤道儀のASCOM Remote制御

今日は薄曇りのちドン曇りの天候

ここ数日AZ-GTiを赤道儀仕様に戻すに辺りより安定した動作をさせるためにASCOM Remoteでの制御を導入しました

現状Windows上でASCOM接続で幾つものアプリや機器を制御させようとしたり、スマホなどからも制御使用とすると、動作が不安定になったり場合によってはかなり危険な状態になったりすることがあるようです

いつもいろいろ教えて頂いているT-Studioさまよりアドバイスを頂いて、同氏のサイトで紹介されているASCOM Remoteを導入することにより各種アプリ間と機器の連携が滞りなく行われるようにできる事が確認でしました

そんな訳でこれに気を良くして今日はOnstep化したGP赤道儀もASCOMRemoteでの制御ができるように設定をしてみました

写真では分かりにくいですがASCOMがリモートサーバーの形で働くようになって、ASCOMの上位互換であるAlpacaで制御するのと同等の効果があるそうです

立上げにASCOMRemoteを立ち上げて架台やカメラをセットアップするというひと手間が必要になるのですが、ひとたび接続が済めば従来以上の安定感でフリーズとか無しに操作ができるようです

天文ドームの40cm望遠鏡もStellariumで制御しているのですが、わりと頻繁に制御が外れることがあるので追々ASCOMRemoteの導入をしてみようと考えています

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