ここのところずっ～と天候が不順で、星の見えない日が続いていました。
長いあいだ星を見ることができないと、だんだん気分が滅入ってきて精神衛生上すこぶる良くありません。もちろんお客様に星を見ていただけないという、申し訳なさや引け目を感じることによる部分もあるのですが、それ以上に星の光を浴びることのできないストレスの部分が大きいように感じます。
最近、星を見ていると｢ああ、癒されているな～｣と感じたり、星が見えた翌日には妙に元気があったりと、本当に星からパワーをもらえるような気がするときが多くあります。
もちろん全くの気のせいかも知れませんが、海外では星によるヒーリング効果を本気で研究している人もいると聞いたことがあります。気のせいだとしても、せっかく良い気分になれるのですから気のせいで終わらせてしまうのはもったいないので、出来る限り星からパワーをもらいたいと思っています。
さて、昨日は昼間から良く晴れて、夕方には写真のような夕焼けで(雲も多かったのですが)、好天が期待されたのですが、なぜか東から西まで地平線近くは星が見えているのに深夜までスタパの上だけ雲がどかず、観察会ができないという最高レベルのストレス状態でした。
一夜明けて今日は朝から数ヶ月ぶりではないかと思えるほどクリアーに晴れ渡りました。
富士山はもちろんのこと、夏の間は晴れてもシルエットにしか見えない南アルプスが緑色に見えたり、八ヶ岳も山肌がはっきり見えいつもよりずっと近くに見えました。
空気中の水蒸気が少ないせいか、夜になっても雲がほとんど発生せず、２週間ぶりに星空観察会を開くことができました。
中秋の名月を過ぎたばかりの明るい月がありましたが、クリアーな空気に助けられてひととおりの夜空の名所をご覧いただくことができました。
いや～、満足、満足！