今日は朝から良い天気。
雲は少し多いですが爽やかな夏空が広がりました。
そして夜になって快晴。
昨日コリメート撮影ができそうだとお話ししたSTYLUS1とコリメート用
接眼レンズDLC-52との組み合わせを、早速40cm望遠鏡に取り付けて
試写してみました。
結果は上々・・・
これはいて座のM17(オメガ星雲)です。
カメラ:STYLUS1 2.2倍ズーム(61.4mm相当)F2.8/60sec×3/ISO800
望遠鏡:LX-200 40(f=4060mm) DLC-532(f=75mm) 54倍
合成焦点距離:723mm(3300mm相当) 合成F値:2.8
ステライメージにてダーク減算後加算合成コンポジット、トーン
カーブ調整、リサイズ
同条件にてヘルクレス座の球状星団M13も撮ってみました。
ISO800の60秒露光だとノイズはかなり大きいですが、ダーク補正を
かければ何とか見られるレベルですし、視野周辺までなかなか星像が
良いです。
欠点としては合成焦点距離を小さくできない(今回は3300mm相当)と
いう問題があります。
今回使用している接眼レンズ(DLC-52)は超ロングアイレリーフなので
STYLUS1で撮影ができたのですが、見かけ視界の狭いレンズのため
どうしても最広角側では使い物にならず、最低でも2倍程度にズーム
アップしないと使用することができません。
焦点距離が長くなれば架台の精度が要求され、スタパの望遠鏡では
成功率が低く歩留まりが悪いです。
まあ撮れないと思っていたSTYLUS1でコリメート撮影で天体写真が
撮れたのでとても満足なのですがね。