今日の昼間も青空が広がり、元気な夏雲もたくさんでした。
それでもスタパ周辺では初秋の爽やかな風が吹き渡ります。
昨日はセレストロンC5で既存の撮影用アクセサリーが使えることを
紹介したのですが、実際にそれぞれの組み合わせて写真を撮ると
どんなふうに撮れるのかを試してみました。
備忘録としてブログに上げさせてもらいます。
興味のない方には「なんのこっちゃ!」な内容ですのでスルーして
くださいませ・・・・
使用したカメラは次の3種
・キヤノンEOS 6D (フルサイズ一眼)
・キヤノンEOS X5 (APS-Cサイズ一眼)
・ペンタックスQ (1/2.3インチミラーレス)
組み合わせた光学系は次の4種
(カメラにより省略した光学系もあります)
・C5直焦
・C5+0.8倍レデューサーフラットナー(ウイリアムオプティクス製)
・C5+0.67倍レデューサー(ミード製)
・C5+0.33倍レデューサー(ミード製)
撮影対象はスタパのダイニングから見える防風林の木の先です。
(56mm相当の画角で撮影したもので、丸で囲んだ枝の部分を撮影して
います)
1-1.まずは6D+直焦
残念ながらC5直焦ではイメージサークルがフルサイズをカバー
することが出来ず四隅が少しケラレます。
周辺像が不要な月の撮影くらいなら使えそうです。
1-2.次に6D+0.8倍
さらにケラレが増しますが、良像範囲はわりと広そうです。
1-3.次は6D+0.67倍
ケラレは0.8倍とそれほど大きく変わらず視界が広がった感じが
しますが、良像範囲はそれほど広くなさそうです。
2-1.X5+直焦
ケラレは全くなく、2000mm相当(1250mm×1.6)の望遠レンズとして
普通に使えそうです。
2-2.X5+0.8倍
周辺のピントが甘い感じがしますが、充分に使えそうな感じです。
(星を撮影したときどうなるかが重要ですが・・・)
2-3.X5+0.67倍
周辺減光と周辺のピントの甘さが気になりますが、ケラレがなく
撮影できます。
2-4.X5+0.33倍
もともとCCD用のレデューサーなので周辺が大きくけられます。
また中心部付近以外はピントが甘いです。
ミラー切れもありAPS-Cで使うのは少し無理がありそうです。
3-1.Q+直焦
センサーが小さいので、拡大率はフルサイズの5.5倍(6875mm相当)に
なります。
月の強拡大や惑星の撮影に使えそうです。
3-2.Q+0.33倍
センサーがCCDと同サイズなため、相性は良さそうです。
あとはQちゃんの高感度性能との兼ね合いですね。
何を撮影するかによってもベターな組み合わせは変わるのですが、
これだけいろいろ撮ると必要に応じた組み合わせを選べそうです。