今日はドン曇りなのに富士山がクッキリ見える、少し不思議な天気。
15日の拙ブログで「さらば夏の大三角」という大げさな題名の記事を
書いたのですが、少し大げさだったかも・・・と、ちょっと気になって
います。
こんな題だと、すぐに夏の大三角が見られなくなってしまうのか?とか
この先しばらく見られないんだろうか・・・などという誤解をされ
ないか心配になっています。
実のところ西空の夏の大三角自体は年末頃でも日没直後であれば
見えますし、年が明けて2月になれば明け方の東天に姿を現します。
さらば、さらば・・・と長く言い続ける割には、またすぐにこんにちは!
になってしまうという、あまり悲壮感のない「さらば」にも思える
わけです。
ただ(これについて少し言い訳をさせて頂くと)、夏の間天頂付近に
君臨していて、毎日ゲストに「夏の大三角は・・・」という解説を
晴れていれば現物で、悪天でも室内でしています。
大三角が大きく西に傾いてくる時期になると、繁忙期が終わり
今年もなんとか山を乗り越えたなぁ・・・という感慨深い思いが
こみ上げてくるのです。
そんなわけで西空に傾いた夏の大三角を見ると、毎日見ていても
「さらばッ・・・」といいたくなってしまうというわけです。
冬の大三角が西空に傾く頃に、お気楽なシーズンオフが終わって
しまうときの思いとは逆の感情がわき上がってくるのです。
そんなわけで西に傾いた夏の大三角は私にとっては少しワクワクする
季節の始まりを告げる嬉しい眺めなのです。