今朝は良い天気。
でも下り坂なのが飛行機雲がたくさんできやすい水蒸気の多い天気
でした。
夕方には薄雲が広がってしまいました。
今日は星が見えないかも・・となかば諦めていたのですが、日没
直後は少し雲が切れ、しかも天候が悪くなる直前によくある、とても
良いシーイング。
いつものオリンパスE-M10とSHARPSTAR50EDに2倍バローの組み合わせ
で月を撮影しました。
いつもとあまり代わり映えがしないかも知れないのですが、実は
ものすごく細かいところまで写っています。
細かいところのディティールをつぶさないように処理したので、
一見いつもより派手さのない画像になっていますが、拡大して頂くと
細部が良く写っているのがわかると思います。
あまり良く写っているので上の画像から北極側と南極側を等倍で
切り出してみました。
まずは北極側
次に南極側
口径50mmの望遠鏡の1枚撮りとしてはかなり良く写っているのでは
ないかと思います。
シーイングの良さもありますがE-M10の描写力の高さによる効果も
大きいと思います。
でもE-M10より凄いのは人間の目玉です。
実際に望遠鏡を自分の目でのぞくと、上の写真よりはるかに細かい
所まで見えて、その美しさには圧倒されます。
口径50mmでもしっかり作られた望遠鏡なら月を見飽きることは
ありません。