今日も良い天気。
今日はいつもより少し遅めにマルスの散歩に出たら、高原大橋の
ところでちょうど山の端から昇る月を拝むことができました。
明日の午前8時が満月になるので、ほとんどまん丸の月です。
こちらは22時430分頃に撮影したものですので、明日の夜よりも
満月に近い月です。
満月の前後1・2日は月明かりが特別に明るくなります。
これは月の反射特性からくるもので、気のせいではなく一気に倍くらい
明るくなります。
こんな晩は本当にフラフラと散歩がしたくなるほど明るいです。
この時期21時を過ぎると北斗七星が昇ってくるというお話をした
のですが、23時頃になるとうしかい座のアルクトゥールスと乙女座の
スピカが昇ってきます。
北斗の枝の部分のカーブを緩やかに伸ばしてアルクトゥールスと
スピカにつなげた線を春の大曲線と言い、春の宵の口に夜空を
ダイナミックに横切る春の星空のシンボルとなります。
でもこの時期はちょうど昇ってきたところなので、スピカ、アルク
トゥールス、北斗と星をつなぐと、まるで銀河鉄度999の発射台の
ように見えてきます。
ダイナミックに夜空を彩る春の大曲線も好きなのですが、この時期の
宇宙に飛び出すことができそうな、早春の放物線も大好きです。