大泉民話巡り-その2-

  昨晩は予報どおり今シーズン初めてのまとまった雪が降りました。

正月休みを前に、スキー場にとってはめぐみの雪といったところでしょうか・・・

今日は冷え込み日中でも氷点下だったため道路や畑の雪が全然解けず、ツララもあちこちにできていました。ノーチェーンで来て昨晩泊まられたSさん、無事にお帰りになれたかどうかちょっと心配です。

さて、大泉民話巡り-その2-、今日は『いぼ水さん』です。
『いぼ水さん』にまつわる民話は次のようなものです。
 大泉町西井出字油川の道跡の傍らに、松と山桜の老木がある。その下にいぼ水さんといって小さな石の祠があり、その傍らの石に直径20センチメートルの穴があり、水がたまっている。この水はどんなに日照りが続いてもその水量に変化かなく、昔も今も変わらない。

この水はいぼにききめがあると昔からいわれていた。そこでこの水を「いぼ水さん」といって村内はもとより近隣からも、いぼに悩んでいる人が参拝し、この水を持ち帰っていぼを治した。

この『いぼ水さん』も甲斐大泉駅から長坂インターにおりる途中の道端にあるのですが、その気になって探さないと見つけることができないほど小さなランドマークです。「花泉」といううどん屋さんの駐車場のすぐ脇にある小さな石の祠(ほこら)がそれです。祠の右下には20センチほどの穴の開いた石があり、その中には本当に水がたまっています。(普段は穴に石がのせてあります。)
科学的な根拠は全くないので本当にいぼに効くかはわかりませんが、この穴に手を入れてかき回したり、いたずらをすると手がいぼだらけになるとも傍らの説明書きにありました。いたずら防止の脅しでしょうが、万が一でも手が「いぼ」だらけになるのはいやなのでそっとしておきました。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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