今日はとても良い天気。
終日富士山がきれいに見えていました。
さて12月ももうすぐ終わりの時期ですが、この時期夕刻には秋の星座と冬の星座の入れ替わり時期になります。
そもそもその季節の星座というのは、20時~21時頃に南中する星座をその季節の星座と呼んでいます。
そのため12月のこの時期でも日没直後には秋の星座がまだ高い所にあって、逆に冬の星座と呼ばれる星たちは深夜近くならないと南中しません。
そんなわけで今頃の19時から20時くらいの時刻には西の空に秋の星座が沈んで行き、東の空に冬の星座が昇ってきます。
上は今日の19時半頃の西空。
秋の代表的な目印「ペガススの四辺形」が西の空に沈んでゆきます。
この時刻に東の空を見ると、
「冬のダイヤモンド」と呼ばれる6個の1等星で形作られる六角形が見えます。
ところでこの冬のダイヤモンド、実際の空ではかなり大きな存在なのでこれらの星座が南中して空の高いところにあるときは、かなりふんぞり返って見上げないと一望できないほどです。
あまり高く昇っていないこの時期のほうがのけぞらなくて良いので見やすい時期です。