シュミカセ用f3.3レデューサーを使う(その3)

今日は曇りのち時々雨でしたが降り出す前に少しだけ庭の整備。

防草シートがむき出しだったところに人工芝を敷きました。

エアコンの室外機カバーも組み立てておいてみました。

色が今ひとつなのでいずれ壁と同色に塗りたいと思います。

さて、昨日は F10シュミカセ + シュミカセ用f3.3レデューサー m4/3カメラ の組み合わせでまあまあの天体写真(星雲星団)が撮れそうだというお話しをしましたが、実際に一昨日は(昨日紹介した)M16以外の天体もいろいろ撮っています。

せっかくなので備忘録も兼ねて紹介しておきます。

まずは春の銀河の定番M51(子持ち銀河)です。

ISO3200、60sec、8枚コンポジット

お次も春の銀河の定番M101(回転花火銀河)。

ISO6400、60sec、12枚コンポジット

もう一つ春の定番銀河M63(ヒマワリ銀河)

ISO6400、60sec、3枚コンポジット

こちらは少し西に傾いて低かったのと、3枚コンポジットなので12枚コンポジットしたM101と較べると少しノイズが気になります。

次は球状星団を三つ、いずれもISO6400、20sec、一枚撮りでほとんどjeg撮って出し、両端カットのトリミングと軽い画像処理のみです。

まずは球状星団のキングM13です。

次は私がキングのM13に対してクイーンと呼ぶM5です。

周辺にパラパラと広がった星たちが眼視で見るとベールのように見えてきれいな星団です。

そして上の二つとは明らかに違う赤っぽい色をしたM14。

さそり座のM4と並んで赤い球状星団です。

散開星団も一つ

たて座のM11です。(ISO1600、15sec、1枚撮り)

散開星団は大きなものが多く、今回の組み合わせでは画角に納まらない対象が多くなるのですが球状星団と見まがうばかりに星が密集したM11は何とか納まってくれました。

球状星団や散開星団はわりと明るいので短時間露光、低ISOでもそこそこ写ります。

多少のノイズを気にしなければ1枚取り+長秒露光補正を掛ければとりあえず絵になりそうです。

そして惑星状星雲、こと座のM57(リング状星雲)です。

有名なわりにとても小さいですが、明るいので良く写ります。(ISO1600、30sec、5枚コンポジット)

最後に大きくて見応えのある惑星状星雲こぎつね座のM27です。

こちらも明るいので良く写ります。(ISO1600、30sec、7枚コンポジット)

かなり長くなりましたが、 F10シュミカセ + シュミカセ用f3.3レデューサー + m4/3カメラ の組み合わせは、比較的お手軽に天体写真を楽しむのにはなかなか良い組み合わせだと思いますので、この先も活用したいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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