今日も終日曇り雨の一日。
雨に濡れた天文ドームやタイルがきれいです。(負け惜しみですが・・・)
さてここのところ先日ゲストとして来訪頂いた「MACで天体」様よりいろいろ教えを頂いているのですが、またPC用プラネタリウムソフト「Stellarium」(ステラリウム)を紹介して頂きました。
このソフトかなり高機能で画面もとてもきれいなのですが、Windows、MAC、Linuxの異なるOS環境で使える無料のソフトです。
上は左がLinux、右がWindowsのOS上で動いているステラリウムです。
星座線の色などデフォルトで微妙に違っている部分はあるのですが、別のOS上で全く同じ操作で動くのは(当然と言えば当然なのですが)ちょっと得をした気分です。
私が常用しているプラネタリウムソフトは有料のアストロアーツ社のステラナビゲーターです。(Windows専用)
これはこれで(慣れもありますが)使いやすいですし、国産ソフトなので星座線や星座絵に違和感が無いですし、プラネタリウムコンテンツがてんこ盛りで勉強になりますし、何より(ヘルプやアップデートなども)全て日本語なので安心感があります。
ステラリウムはかなりの部分が日本語化されているのですがもう一歩のところで英語が出てきて躓くことが多いのと、ステナビとは少し目指す方向が違うように思うのですが、なんといっても「無料」と言うのが大きいです。
ネットで検索すれば使い方もかなり詳しく解説しているサイトもあるので、とりあえず使い始めるのにあまり困ることは無いと思います。
そしてもう一つ、ステラリウムの優れた点は、サーバー機能のプラグインにより、星図部分の表示と各種の操作パネルの表示を1台のPCで二つの画面に分けて表示できることです。
上は操作パネルのみを表示した画面ですが、外部接続モニター(もちろんプロジェクターでもOK)には星空だけを表示するようにできます。
本物のプラネタリウムのように運用することが可能になり、従来のプラネタリウムソフトのように操作している手の内が全て見える状態をなくすことができます。
この夏にスタパでの実戦投入ができるかどうか微妙ですが、おいおい星空解説に応用できたらと思っています。