ミラが明るくなって来た

は晴れのち曇り時々雨。

でも23時くらいになって何とか晴れてくれました。

夏の頃よりも少しだけ雲の切れることが多くなってきたようです。

さて、くじら座の胸(心臓?)にあたる部分にはミラ(くじら座ο星)と呼ばれる変光星があります。

ミラ型と呼ばれる脈動変光星の代表で、2等級~10等級のあいだを約330日周期で変光します。

330日周期と言うことは毎年1ヶ月ずつくらい極大日がズレて行くので、くじら座が昼間に見えてしまうような時期に極大になっても観察できないこともあります。

今年の場合は11月に極大になることが予想されているので、ちょうど22時頃に南中する頃極大を迎えるのとても観察しやすい状態にあります。

極大までまだ2ヶ月近くあるのですが、スタパでは何とか肉眼で見つけられるようになってきました。

くじら座はわりと形が捉えやす並びではあるのですが、暗い星が多いのでミラが肉眼で見えているのと、いないのとではだいぶ見つけやすさが変わって来ます。

そういった意味では今年の秋はくじら座が見つけやすい年かもしれません。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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