カメラとレンズ 買っちゃいました

この秋はかなり写真がマイブームです。

 昨年の4月から使い始めたSANYOのXacti(ザクティ) C4
(写真右)はコンパクトでとても使いやすく、
動画も簡単に撮れるし、そこそこいい絵が撮れる
カメラなので気に入ってはいたのですが、
長時間露光やマニュアル撮影などができにくく
ちょっと自由度が低いのが少し不満の種でした。

おかみがブログを初めて、自分でもだんだん
写真を多く撮るようになってきて、
「マイカメラが欲しい!」と言い始めました。

双方の利害が合致したところで
渡りに船と早々にザクティをおかみに払い下げ、
私用のコンパクトデジカメを購入しました。
(ラッキー!!)

 で、購入したのがこれ、
リコーのCaplio(カプリオ) GX です。
このカメラ3年落ちの中古ですが、発売当初は
プロの一眼デジカメのサブカメラとしての
位置づけとして開発されたものですので、
カメラとしての基本性能はかなり高いものです。

何よりレンズが広角側に振れたズームで、
35mmカメラの28mm相当の画角が得られるのが
購入のポイントでした。

 ザクティより少し大きいのと、いかにも
カメラ・カメラした形が少し不満ですが、
私のブログのスナップはこのカメラが
担当することになります。
広角を活かしてパースの利いた楽しい写真が
撮れればと思っています。

って、家族や趣味の写真を撮るより先に
まず犬の写真を撮っちゃうところにおじさんの
悲哀が見え隠れしたりします・・・

さて、もう一つ購入したのが一眼デジカメ(キズデジ)用
交換レンズ(写真左:TAMURON SP AF17-50mm F2.8 XR)です。

純正の18-55mm F3.5-5.6と較べると一回り大きいですが、
F値が小さいので、広角側で約2分の1、望遠側で4分の1の
シャッターが切れます。

日常のスナップではそれほど大きな差では無いと
思うかもしれませんが、長時間露光が当たり前の
天体写真では効率が全く変わります。

10分の露光が必要なところで5分とか2分半とかの
露光ですめば、同じ時間内にたくさんの写真が
撮れることになるわけですし、失敗する確率も
低くなります。

それから、純正レンズとの決定的な違いは、ピントリングに
距離の表示がなされている点です。

天体写真は多くの場合、被写体が暗すぎて
オートフォーカスが使い物になりません。
マニュアルフォーカスに切り替えての撮影が
一般的なのですが、純正レンズには距離の表示が
無いためにカット&トライで何度も試写を
しながらでないと無限遠にピントを合わせることが
できません。(最新のライブビューがあれば
問題は無いのでしょうが・・・)

従来のマニュアルフォーカス専用レンズは
無限遠でピントリングが止まるようにできていたので
天体写真で困ることは無かったのですが、
困ったことに最近のオートフォーカスレンズというのは
無限遠の外までピントリングが回るように
なっています。

せめてピントリングに距離の表示があれば
何とかなるのですが、キャノンの純正レンズには
なぜか(たぶん)全てにこの表示がありません。

「天体写真は撮って欲しくない!」
ということなんでしょうね、きっと・・・

そんな訳で描画性能は別として、効率よく
天体写真を撮るためにこのレンズを購入したわけです。

 そうそう、この冬に計画している
「月光浴散歩」の記念写真にも活躍する予定です。
いくら明るいといっても、満月の光では
オートフォーカスが利かないのを目測とピントリングの
目盛でピント合わせができるし、純正レンズの
2分の1のスピード(15秒くらいかな?)で
シャッターが切れるので、人がブレる心配も
少なくなり、このような月光写真もわりとあっさり
撮影することができます。

従来、あまり得意でなかった、星座写真や
星景写真にも挑戦したいと思っていますので
お楽しみに・・・

って、一番楽しみにしているのは
自分自身なんですけど・・・・(御免!)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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カメラとレンズ 買っちゃいました への1件のコメント

  1. leon のコメント:

    ワンちゃんかわいいですね!! うちの犬にも似ているような気が・・・

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