今日は曇りのち晴れ。
午後には富士山がクッキリと見える天候になりました。
スカイウォッチャー社の小型赤道儀AZ-EQ AVANTの続報です。
今日はAZ-EQ AVANTを写真用赤道儀として使って見ました。
EosKissX5+10-22mmズームを載せましたが、純正ウエイト2.2kgでは重すぎで、1kgで充分でした。
極軸合わせは「CelestialPole」というアプリを使いました。
このアプリ、立ち上げて写真のように極軸の向く面にペタリとスマホを着けて、表示される白い点を中心に合わせると極軸が合うというアプリです。
あまり精度は期待できないのですが、目分量で合わせるよりは精度が高そうです。
赤緯体のモータードライブ取付用の2個のねじ穴と同等のものが反対側にあるので、極軸望遠鏡を自作してもよいかもしれません。
まずは広角端(10mm)で120秒露光(ISO1600/F4.5)。
望遠端(22mm)で同じく120秒(ISO1600/F4.5)。
望遠端の写真は北向きなので有利ですが、とりあえず広角レンズによるお気楽星景写真のレベルなら充分な追尾精度ではないかと思います。
バランスは西側がやや重くなるように調整しておくとガイドエラーが少ないようです。
AZ-EQ AVANTにはオートガイド端子(赤経方向のみ)もついているので、うまく活用できればさらに高精度な追尾が可能だと思います。(私は当面使いませんが・・・・)
ビクセンのポラリエやケンコーのスカイメモなどの写真用赤道儀は、それなりにしっかりできているのですが、三脚や雲台(方位・高度調整付)、赤緯体などが別売で、ものぐさな私的には組み合わせを考えたり、組み上げるのが何となく面倒です。
AZ-EQ AVANTだとオールインワン的な感じで悩むところが少なく、鏡筒を載せるかカメラを載せるかだけのお気楽感がとても気に入っています。(続く)
先日は小型赤道儀AZ-EQ AVANTのレビューを掲載していただきありがとうございました。お陰様でこの製品の仕様が分かりました。現在保有しているBORG76ED鏡筒を載せるのにドンピシャかもしれません。実は私も青森の山間にある片田舎で夏の間だけ民泊を営んでおります。宿泊されるゲストの大半は外国人ですが、中には置いてある天体望遠鏡を見て、星を見てみたいとおっしゃる方がたまにいるので時々庭先に望遠鏡を出して星をお見せしながら解説することがあります。そんなときに手軽に使える赤道儀だと思います。どちらかと言うと趣味のメインは電子工作なので天体撮影時に使うモータードライブなどは全て手作りの品ばかりです。
Shuさま
BORG76EDにはまさにジャストフィットだと思います。
お手軽観察会に最高の組み合わせですので、いつでも・どこでも・気楽に・たくさんの人に星を見せるのにはもってこいだと思います。
手元に、カメラのホットシューに装着するファインダーが転がっていたので、その脚にドリルで穴をあけて、AQ-EZ AVANTに取り付けてみました。モータドライブ装置をつける反対側に穴が二つ開いていて、それを粘着テープで隠してありますので、テープをはがしてそこに装着した訳です。ここに写真を張り付けるのが一番簡単ですが、どうやら貼り付けることはできないようです。一応ブログにも紹介記事を載せましたので、そのURLを上げておきます。
http://landarzt.blog.fc2.com/blog-entry-1923.html
transcriptionさま
そーなんですよね、モードラユニット取付ネジと同じ穴が反対側にも設けられていて極望とか着けられそうだなと思っていました。
ただこの穴の上に銘板が貼り付けてあって、これを剥がす勇気が無かったんです。
気弱な私はここにタピオカ用のストローを適当な長さに切ったものをテープ止めして簡易極軸望遠鏡にしたのでした。