今日は晴れているけれど雲の多い天候。
スッキリ晴れないですね・・・・
さて先日導入した天体用CMOSカメラASI533MCに一歩遅れですがm4/3(マイクロフォーサース)用カメラレンズが取り付けられるアダプターを追加購入しました。
これがあると常用しているオリンパスのOM-D用のレンズを取り付けることができます。
ASI533MCの素子サイズはm4/3よりもさらに一回り小さいので、少し写る範囲は狭まりますが、わりとm4/3に近い間隔で写すことが可能になります。
さらに「キャノン→m4/3」アダプターを組合わせるとキャノン用のレンズも使うことができるようになります。
ASI533MCに直接キャノンレンズを付けるためのアダプターも用意されていますが、このように2段式にするとどちらのレンズも使えるようになるので、私としてはとても便利です。(間に余計なものが増えるとガタや片ボケなどの不具合が出る場合もあるのであまりお奨めとは言えないですが・・・)
上のレンズは70-200mm/F2.8ですが70mmで撮影したのがこちら
ASI533MCは正方形の素子であるため35mm版相当で何mmと表現しにくいですが、レンズのmm数のざっくり3倍くらいでしょうか。
私的には作品造りというより「撮って楽しむ、見て楽しむ」を重視しますので、便利にいろいろ使い回しできるこの方式にしました。
夕刻少しきれいに晴れ間が拡がったので月の撮影をしました。
ビクセンのED102SS(D102/f660)とASI533MCです。(10枚コンポジット)
オーナー様
ASI533MCかなり良さそうですね。
正方形の画角なので一枚撮り以外にもモザイク合成でも使えそうです。
この撮像素子の冷却無しバージョンが出たら。。と期待していましたが、出そうもないのでコンパクトな電視用に224を購入しました。
(当方は使用していたノートブックの故障をきっかけに環境整備中です。(天体関係も便乗して少し拡張))
T-Studioさま
機種選定では散々悩んで最後にポチる寸前までASI533MCにするか他機種にするか悩みました。
電視重視で冷却無しバージョンも検討したのですが、40cmとの組み合わせも含めいろいろ応用も考えての結論でした。
白黒・非冷却のASI120MMも合わせて購入したのでお気楽EAAにはこちらも有りかと思っています。
ASI533MCの購入にあたりまともにUSB3に対応できるノートPCが手元にないので、この期に乗じて私もノートPCの更新を企んでおります。
手元に届きましたらまたブログで紹介しようと思っております。
オーナー様
なんか同じような時期に似たようなことをしていますね(笑)
天体カメラの場合は、一眼デジカメのように画像処理エンジンが無く、強制的に非圧縮のFitsファイルになりますので、観望やSolverにはビニングを活用したりして、転送経路、保存などでボトルネックを作らないことが快適に作業するコツになります。
画像処理するのでなければ外付けSSDを用意して画像を保存すればラズパイ4でもぜんぜん大丈夫ですよ。(実は処理能力はあまり必要ないです。転送経路、保存の処理でボトルネックを作らないことが最重要です。)
ラズパイ4だとギガビットイーサがありますので、機材をつなぐハブのように使用するのも一案です。(SSDよりは速度落ちますが。。)
追伸です
ZWO社のカメラは内蔵されたDSPで簡単な画像処理は内部でできますので、電視などではドライバの設定をRGB24にするとカメラ本来のビット数よりは落ちますが、本体でディベイヤー、ソフトビニングが行えますので、ビニング時もカラー画像で観望できます。
(転送も軽くなり、カラーでビニングされた画像を見ることができるので電視用途には便利です。)