今日は曇り時々雷雨な一日
昨年の夏も天候不順でしたが今年もですかね・・・・
さてニュートニー君シリーズ、今日はスマホで写真を撮ろう です。
これまでにも紹介していますが、ニュートニー君にはスマホを繋げて写真が撮影できるように付属品としてスマホアダプターが同梱されています。
専用設計だけに使い勝手がたいへん良く(できあがりの写真のクォリティーは別として)わりと簡単に超望遠撮影ができます。
「わりと簡単に」といっても多少のコツは必要ですので、以下に使い方を詳しく説明します。
まずはスマホをアダプターに付属の輪ゴム(2本)で固定します。(厚みのあるスマホケースを使用している場合は取り出してから取り付けます。)
固定する位置はスマホのカメラレンズがアダプターに開いている穴の中心に来るようにするのですが、スマホ自身のレンズの位置によりアダプターの角度を変える必要があります。
レンズがスマホの中心にある場合は上のように「角」の部分が上になるように
レンズが(iPhoneなどのように)スマホの端のほうにあるタイプでは「辺」の部分が上になるように取り付けます。
レンズがアダプターの穴を覗きつつ、スマホがアダプターの中央付近に収まるように配置しないと、スマホの位置がズレやすくなって安定が悪いです。
アダプターにスマホが取り付けできたら接眼レンズをアダプターに取り付けます。
輪ゴムは必ず2本使用します。(1本だと安定が悪くズレます。)
スマホのカメラアプリを起動して明るい方に向けると、カメラが接眼レンズを覗いた丸が画面に見えます。(この時点では多少のムラはあるかも知れませんが丸の中には何も写っていません。)
丸が中心からズレているときにはカメラレンズの位置が悪いので、スマホを少し持ち上げるようにして少しずつずらしながら、中心を合わせます。
ここで一度接眼レンズをアダプターから外し、ニュートニー君に取り付けて予め撮影したい対象を視野に導入してピントを合わせておきます。
ピントを合わせた接眼レンズにスマホアダプターを被せて2本のネジを軽く締めて固定します。
スマホの下側が鏡筒の後ろ側になるように固定します。(バランスが悪いとアダプターが回転してピントがずれてしまいます。)
画面上では逆さまに見えますがあとで回転すば良いので、そのままシャッターを押します。
少しでもカメラブレを防ぐため、タイマーを2~3秒後に設定すると良いです。
文章で書くと長くてむずかしそうですが、実際にはかなり簡単な方だと思います。
一連の流れを動画にしました。
相変わらずカミカミですがご笑覧下さい。
オーナー様、こんばんは。
これはなかなか面白いものですね。
卓上三脚についた小さな望遠鏡は昔からありましたが、このような初歩的なものでも、スマホにつなげて写真が撮れると言うのは、なかなか現代の産物です。望遠鏡の実像をスクリーンに写せると言う発想もいいですね。パカっと開けば中も見えると言うのも子供の好奇心をくすぐる面白さがあります。ただ、アイピースですが、出来れば20倍に加えて50倍くらいのものも、欲しいかなと思います。
半世紀前、エイコーから4cm卓上反射がありました。倍率は40倍くらいだったと思います。当時、私も使っていました。
卓上三脚ですが、それなりの広さの庭があって、ちょうど良い高さのテーブルに乗せてできれば椅子に座って使うと言うのが理想ですね。そのような観望環境が無いとやはり三脚に乗せたくなります。
小澤さま
亀レス申し訳ありません。
確かにもう少し高い倍率が欲しいところですね。
ただし、5cmF4という仕様は球面収差がかなり厳しく、古典的接眼レンズですと20倍が限界のようです。
バローレンズ、たまはスマイスレンズ系の接眼レンズを用いると劇的に像が改善される傾向があるのですが、価格的に厳しいのではないかと思います。
とりあえずファーストスコープとして最低限のコストと仕様という落としどころなのかと思います。
オーナー様、おっしゃる通りと思います。
学習用と割り切ればとてもうまく作られた逸品です。5cmF4というスペック、ユーザー層を考えれば20倍が限度、というかそれ以上の倍率を想定していないところがかえって良いとも思います。
何より、鏡筒の中身が見える発想や、独特の透視スクリーンの方が遥かに興味深いです。
同じシリーズでマクストフカセもあるようですね。屈折ではなく、ニュートンやマクストフと言った複雑な光学系をこのような初心者学習用に与えると言うのは非凡なセンスを感じます。
小澤さま
そーですね、そもそも5千円の望遠鏡にいろいろ詰め込んでいるので高倍率まで要求するのは少し酷かなと思っていました。
でも球面収差を軽減するためにバローレンズやスマイスレンズ系の接眼レンズと組合わせると大化けするという情報をいただいたので、いろいろ検証中です。