今日も良い天気。
屋根の上にカラマツの落葉が降り積もります・・・
さて昨晩は夜だけ曇りましたが、今夜はとても良い天気です。
先日来40cm望遠鏡に70-200mm/F2.8のカメラレンズをコバンザメ式に取付け、電視観察ができるようにして、40cm望遠鏡を肉眼で覗くのと同じ天体を電子の眼で見るというのを実験的に行っています。
1/2.8インチCMOSセンサーとの組み合わせでは、アンドロメダ銀河やプレアデス星団がちょうど良い大きさで(視野いっぱいに)写るのですが、40cm望遠鏡の最低倍率である100倍で見たときの見え方とは差が大きくて、眼で見た感じとモニタ上に写った画像が違う物に見えるような、ピンとこない感じでした。
300mmから400mmくらいでできるだけF値の明るいレンズがあると良いのだが・・・と手持ちの機材をいろいろ漁っていたら、セレストロンの12.5cmシュミカセ「C5」にミードの「f3.3レデューサー」を組合わせると、要望に近い使用にできることが分かりました。
このf3.3レデューサー、良像範囲がとても狭いので普通のカメラではあまり使い道が無いのですが、1/2.8インチのセンサーなら何とか使えそうなことが分かりました。
コバンザメというより親亀・子亀といった感じです。
アンドロメダ銀河はかなりはみ出してしまいます(すばるも何を観ているか分からないです)。
M33(さんかく座銀河)は40cm望遠鏡で見るよりもハッキリ見えます。
かに星雲(M1)も肉眼で見るよりハッキリ迫力のある見え方をします。
オリオン大星雲は好みの分かれるところ、星雲の広がりは肉眼より分かりますが、明るい部分にあるトラペジウム(4重星)は全く見えなくなってしまいます。
淡い星雲でも5秒から10秒くらいの露光で肉眼よりも遙かにハッキリと見えてくるのでかなり感動ものです。
星団(写真はET星団と呼ばれるNGC457)は200mmレンズでは形が説明しづらかったですが、これだと肉眼で見たイメージに近くよく分かりますが、肉眼で見た方がきれいに見える感じです。
こちらもペルセウス座の二重星団の片割れ散開星団NGC869です。
散開星団については電視よりも眼視の方が星の色やきらめきを感じることができて、キレイに見える気がします。
電視の眼が得意なところ、不得意なところや、運用のしかたがだいぶ分かって来ました。
コロナの時代、非接触を前提としたオールマイティーな観察会用としてC5+3.3レデューサーの組み合わせはかなり有効だと感じました。
ただし40cm望遠鏡との組み合わせで、40cm望遠鏡の不得意なところ(視界の狭さや、淡い天体のあぶり出しなど)を補完するという意味では70-200mmのズームレンズとの組合わせがベターかも知れません。
失礼します。
以前、【親の方がハマった】とコメントさせて頂きました、下手好きです。
いつも初心者〜記事等々、色々参考にさせて頂いています。
あれ以来、子供の寝た後も引っ張り出してベランダ観望をやっています。
我が家はほぼ毎週キャンプに行っているんですが、都市部と違ってファインダーですら!覗くと無数の星が見えて感動している所です…。
そこで、目視で見えても覗くと導入出来ないジレンマに陥ってしまいまして…赤道儀欲しい病を患い…少し口径の大きい屈折EDアポをセットで買ってしまいまいました…。
これからも楽しい星生活をと、記事に期待しております!(←勝手な事をすみません
乱筆失礼致しました。
下手好き さま
EDアポ屈折赤道儀、ご購入とのことおめでとうございます。
「沼」い直線ですね!(笑)
自動導入タイプですか?
セッティングがバッチリ決まればポルタの苦労が何だったのかと思えるのでは無いでしょうか。
でもそのぶん重量は大幅に増し、気楽に持ち歩くのが億劫になりがちになるかも知れません。
そうなるともう少し軽快に楽しめる機種が欲しくなって・・・
「沼」はまだまだ続くかも知れませんネ。
スタパオーナー様へ
赤道儀ですが、安く上げようと色々調べてたんですが、調べれば調べれる程にワケが分からなくなってきまして…載せられる重力とお財布の具合からSXD2になりました。
使ってみて思うところあれば、ここから掘り下げようと思います。高い勉強代ですが……。
完全に泥沼ですよ…笑 周辺機器パーツまで入れると出費が……(((゚Д゚)))
楽しんでいきたいと思います!笑
下手好き さま
アハハh・・・
本当に「沼」ですね。
まあSXD2ならば末永く使えるでしょうから、長い目で見ればそうお高い物でも無いかも知れません。
元を取るべく楽しみ尽くしてくして下さい!