今日は八ヶ岳ブルーの良い天気。
今夜は気温も高めで、風も穏やかだったので、SVBONYのフィールドスコープSV406Pを使い星空散歩。
気がついたら2時間くらい様々な天体を見たり、導入の練習をしていました。
さてSV406Pレビューの続き、今回は天体望遠鏡用接眼レンズの適合性です。
SV406Pの大きな特徴としてフィールドスコープでありながら天体望遠鏡用接眼レンズが使用可能であるというものがあります。
他で天体望遠鏡用接眼レンズが使用できるのはペンタックスくらいで、それ以外ののフィールドスコープどうしはほとんど互換性がなく、とても高価なのと、交換が面倒なものが多いです。
SV406Pは接眼レンズの交換が可能とはいえ普通の天体望遠鏡ほど焦点の調整範囲が広くないので、手持ちの接眼レンズで合焦の可否を調べてみました。
結論から言うとかなり多くの接眼レンズで無限遠での合焦が可能でした。
逆にピント調整ができず残念だったのがこちら、
左から
・カサイWV-24mm(68°)
・WilliamOP UWAN7mm(82°)
・WilliamOP UWAN16mm(82°)
・北軽RPL18mm
・谷オルソ7mm
これ以外にPLOSSL6mmとか6.3mmと表記のあるレンズで合焦するものと、しないものがありました。
高級な超広角系のレンズが使えないのは少し残念です。
合焦可能なレンズで主だったところが以下です。
上段左から
・国際光器PHOTON15mm
・ 〃 〃 8mm
・ビクセンSLV10mm
・ 〃 SLV5mm
下段左から
・ビクセンPLOSSL20mm(ポルタ付属品)
・谷オルソ12.5mm
・ビクセンPLOSSL10mm
・スコープテックUW9mm(66°)
・ビクセンLV9mm(旧LVシリーズ)
いずれのレンズも視野周辺まで星像の乱れがほとんど見られず快適に観察できます。
この他にもPLOSSL系の40mm、30mm、25mmでも確認していますが、視野のケラレもなく合焦可能でした。
また高倍率用としてSky Watcher UWA3.2mmも使用可能でした。
低倍率でもう少し実視界が欲しいとか、60倍よりももう少し高倍率が欲しいとか、谷オルソ12.5mmの抜けの良さとシャープさは最高とか・・・
使っているといろいろ欲が出ます。
でも低倍率から高倍率まで接眼レンズを交換しながらいろいろ試していううちに、なんだかんだと言いつつ純正で付いている20倍から60倍までのレンズの交換無しで見るのがとにかく楽しかったです。
お出かけのときにはSV406Pプラス4~5mmの惑星用接眼レンズがあれば良いかなと思います。