今日日中はやや雲の多い一日でしたが、夜になって貼れました。
夕方、韮崎で見た富士山(スタパより近い)は夕日を浴びてキレイでした。
でもこの時期、山頂付近まで真っ白でなく、まだらになっているのは珍しいかも知れません。
さてSVBONYシリーズ第3弾、EDレンズ仕様の双眼鏡SV202(8×32)を紹介します。
この製品、対物レンズにEDガラスを使用していること、フルマルチコート・フェーズコートのBaK4製プリズム使用、Mg合金ボディと仕様としては高級機そのものですが、販売価格が10980円(21.02.09現在直販サイトにて税・送料込み)という破格さ!
EDレンズでなければこのくらいの価格は驚かないレベルですが、口径32mmEDレンズに限れば、少なくとも2万円は下らず3万、5万は当たり前の世界です。
まあこれで良く見えたら「大もうけ!」というわけで気になる方も多いと思います。
ということで前置きはこのくらいにして、まずは外観チェックから。
梱包箱の中には、本体、前後レンズキャップ、ネックストラップ、ソフトケース、(以下写真には写っていませんが)クリーニングクロス、日本語取説が入っていました。
外観的には標準的なダハタイプで、8×42のHINODE D1(写真右)と較べると兄弟のように一回り小さいです。
重さは477gで688gのD1と較べればだいぶ軽い感じがしますが、それでもペットボトル1本分。
ポケットに入れて気楽に持ち歩くと言うほどではないですが、カバンに入れてギリギリ苦にならないレベルでしょうか。
コーティングはツァイス系の赤っぽいマルチコーティング。
対物レンズはもちろん、接眼レンズやプリズムにもマルチコーティングが施されています。
D1(上)と較べると同じマルチコーティングでも随分色が違うのがわかると思います。
射出瞳はきれいな円形で、周囲に陰りは見えません。
接眼部の見口はツイストアップ式で上・中・下の3段階に調節可能です。(写真左眼側は上段にした状態)
ヒンジの対物側のキャップネジを外すと三脚取付用アダプターのネジになっています。
外観、付属品は極々標準的で減点要素は全く無いです。(続く)