SVBONYのズームアイピースSV135を使う その2

今日は良い天気・・・、と思っていたら夜になって曇ってしまいました。

晴れたり曇ったり、暖かかったり寒かったりとコロコロと気候が変わりやすい季節になりました。

さて今日はSVBONYのズームアイピースSV135レビューの続きです。

この接眼レンズの仕様は、
 焦点距離:7-21mm
 見かけ視界:57~40°
 レンズ構成:4群6枚
 アイレリーフ:16.3-18mm
となっています。

見口部分はゴムで折り曲げ式になっていて、メガネ使用時は折り曲げて使用するようになっています。

たいへん実際に覗いてみるとたいへん覗きやすいレンズで、ブラックアウトがでにくい仕様で、この点はセレストロンより優れています。

ただし見かけ視界はセレストロン(f8-24mm、視界60-40°)より短焦点-長焦点側ともに明らかに狭く、カタログスペックが少し疑わしいです。

フィールドスコープSV406Pの接眼レンズがセレストロンに勝るとも劣らなかったのに少し残念です。

スマホコリメートでの比較写真を示します。

上が長焦点端、下が短焦点端です。

焦点距離の違い(=倍率の違い)もあるのですが、セレストロンの方が広視界です。

実際に風景や天体を見たイメージは、たいへんクリアで視野端でも変な色やゆがみがでることが少ないです。

ズーミングでもほとんど焦点位置がズレないのも嬉しい仕様です。(ズーム式接眼レンズの中にはズーミングで焦点位置が大きくズレるものがあります。)

ズーム操作は硬すぎも柔らかすぎもしない適度な硬さです。

やや視界が狭い(特に短焦点側)のがマイナスポイントですが、月や惑星、二重星などが主体で赤道儀との組み合わせなら困ることは少ないと思います。

セレストロンの半額前後の価格であることを考えると普段使いの観察用にひとつあると便利だと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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