SVBONYのフィールドスコープSV46Pを使う その7

今日は日中から雲の多い天候で、夜はすっかり曇ってしまいました。

空気中の水蒸気が多いようで、夕刻にはお日様に暈が掛かっていました。

昨日より少し暖かくなりましたが、高原大橋の眺めはまだまだ冬です。

さてSVBONYのフィールドスコープSV46P、ダラダラとレビューとも付かない記事を書いていますが、今日のテーマはマイクロフォーサーズ(m4/3)でコリメートです。

本シリーズ「その6」でE-M10に17mmF2.8を着けた例を紹介したのですが、低倍率側だと円形写野になってしまい画角がもったいない感じがしました。

m4/3で17mmのレンズはフルサイズで約35mmの焦点距離になるので画角目一杯となると標準レンズ程度の画角(m4/3では25mm程度)が欲しいということになります。

手持ちの25mmF1.8をカメラアダプターに取り付けるため、T42→52mmステップダウンリングと、46→52mmステップアップリングを用意しました。(T42→46mmステップダウンリングがあれば良かったのですが、ネットで探した範囲で見つけることができなかったので苦肉の策です。)

取付そのものは7本のビスで止めることによりしっかり固定できます。

低倍率端では両端が円形にケラレますが(個人的には)覗いている感があって許容範囲です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

25mmの20倍(低倍率端)ですので合成焦点距離は500mm(フルサイズ換算で1000mm)、F6.25の望遠レンズに相当する光学系となります。

月などを撮るのにはもう少し望遠が欲しいところなのですが、残念なことにこの組合わせだとステップリングを2枚組合わせている関係で適切なアイレリーフ位置にレンズを配置できないため、これ以上倍率を上げることができません。

もう少し調整の利くカメラアダプター(または薄いT42→46mmステップダウンリング)を準備する必要があります。

それとも、いっそもっとセンサーの小さなコンデジを用意して明るいF値が得られるようにするか・・・

というわけでもう少し試行錯誤が続きそうです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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