今日は曇りのち雨の天候。
昨日まで続いた外作業の疲れを癒しつつ、最高の星空だった昨日のおさらい。
昨晩は何とかUBUNTUマシンの設定が完了し、眼視での自動導入の動作を確認したところとても快調に導入が可能だったため、鏡筒をトキナーの中古ズームレンズAT-X SD100-300mm/F4にSVBONYのCMOSカメラ「SV305」を接続したセットに載せ換えEAA(電子観察)をしました。
事前にPCに接続しピントを合わせた状態で鏡筒を真北-水平に向け電源ON
架台をUSBアダプター経由でPCに接続
Kstarsを立ち上げ、Ecosで架台とカメラをセットアップ
Kstarsから望遠鏡を制御するモードにして目的の星へ移動
このままだとセッティングや架台自身の精度の問題もあり導入できていないですが、EcosのプレートソルブウインドウでCapture&Solveボタンを押すと、難なく画面の中央に目的の天体が導入されます。
初めはとても煩雑に感じていた一連の操作ですが、少し慣れるととても快適で次々導入してEAAが楽しめます。
ヘルクレス座の球状星団M13(定番過ぎですが・・)
さそり座の球状星団M4、同じ球状星団でもM13と全く個性が異なるのが分かります。
りょうけん座の系外銀河M51、センタリング、ガイドがいい加減ですが取りあえずEAAができます。
おおぐま座の二重星、ミザールとアルコル(だいぶボケていますが雰囲気で・・・)
ほかにもいくつか観察しましたが、とても安定していてサクサク観察することができました。
ちなみにこのセット
望遠鏡:ケンコーSE-AT100S 10000円にて中古購入(三脚は他の望遠鏡の流用)
レンズ:トキナーAT-X SD100-300mm/F4 2500円にて中古購入
レンズアダプター:リング類5000円+αほど
CMOSSカメラ:SVBONY SV305 新品15000円ほど
パソコン:中古レッツノート(第1世代i5、6GB/SSD240GB) 15000円ほど
(UBNTUはかなり低スペックのPCでも軽く動くし、OSの無い中古でもOKなのです)
全部足すと5万円ほどになってしまいますが、欲を出してしまうと望遠鏡(架台)、レンズ(鏡筒)、CMOSSカメラ、パソコンそれぞれに5万円では足りなくなってしまいます。
それでとりあえずEAAが始められるなら5万円は安い物かもしれません。
(すでにPC制御に対応した望遠鏡や、UBUNTUをインストールできるPCがあるならプラスアルファの金額はかなりお安くできると思います。)