今日は薄日は射すけど雲の多い天候。
久々に夏休みの始まりとともに暑い夏といった感じです。
ここ数日とてもシーイングの良い日が続いています。
スタパの40cm望遠鏡で木星や土星を見て私自身が「スっげー!!」と思えるほど良く見えるほど良く見える頻度はかなり低くて、この19年で10回はなかったかも知れないと思うのですが、この夏になってすでに3回であうことができました。(うち1度は雲が多く写真は撮れませんでしたが・・)
ありがとう太平洋高気圧と言いたいです。
鏡筒に銀巻きをして筒内気流を軽減いるのも好シーイングに出会える確率を上げているかも知れません。
昨日の写真もすでにアップしているのですが、処理し直したのでもう一度アップします。
限りなく自己ベストかも知れません。
肉眼ではここまではっきりと微細な模様が見えるか微妙なのですが、それでも670倍で見ていると大赤斑の中の濃淡や、EZのモシャモシャした感じは(シンチレーションにより)フワリフワリ見えてきて、かなり写真に近い感じに見えています。
昔のようにスケッチをしろといわれてもとても描ききれない見え方です。
昨日は木星の後に土星を撮影したのですが、南中をだいぶ過ぎていたせいか木星ほどシャキッと写りませんでした。
まあそれでもカッシーニの空隙が全周写っているので良しとしましょう。
肉眼でもこのカッシーニの空隙が全周見えてなかなか迫力がありましたよ・・。
今夜もシーイングは良さげなのですが、月が雲間にチラチラと出たり入ったりの悩ましい天候。
この4連休、もう少し天気予報が良いと嬉しいのですがね・・・
スタパオーナー様。
写真を拝見させていただきました。
昨夜はこちら茨城県では、夜中に2度起き出して空を見ましたが、薄雲が多くダメでした。
また、最近知ったのですが、隣の市では移動天文台を運営しているとの事。
30cm反射と20cm反射を車に搭載。
20名以上の参加者があれば、図書館や公民館を巡回しているようです。
隣町の天文台といい、恵まれた環境のようです。
また、20年ほど前に、公益財団法人キープ協会の主催する森林ボランティアに参加していました。
有名な清泉寮のソフトクリームも、キープ協会が運営しています。
20回近く、まだ北巨摩郡高根町の清里に、通い詰めていました。
当時は天文からは、遠ざかっていましたが、夜中に見た天の川は鮮明に覚えています。
残念ながら、清里とは違い、ここでは3等星までしか見えない環境です。
木星と土星の季節が終わり、冬にM45やM42がどの程度まで見えるか、未知数です。
ブルースさま
キープ協会ともご縁がおありのようですが、この10年くらいで清泉寮周辺もだいぶ変わってきました。
ソフトクリームは相変わらず人気ですね。
当館は清泉寮まで車だと10分くらいのところですので機会があればお立ち寄り頂ければと思います。
10月くらいまでは土星・木星の見頃が続きますが、M45は意外に早く11月には見頃が始まります。
ポルタⅡA80MfでM45を楽しもうと思うと、純正の接眼レンズPL20の46倍では視界が少し狭く、六連星の全貌を見ることができません。
できればビクセンのNPL30を追加購入頂くと全貌を見ることができるのでお奨めです。
ご参考まで。