今日は曇り時々雨、夜になって少しだけ雲が切れて・・・
月暈が出て、月の右側には幻月が見えていました。(幻月の反対側にある星は木星です。)
そんなわけで月を撮る傍ら、赤道儀化したAZ-GTiを外に持ち出しました。
星が月と木星しか見えないので極軸合わせは何もせず、だいたい北に向けてポンと置き、だいたいホームポジションに向けただけ。
AZ-GTiのスイッチオンして、スマホでWi-Fi接続、赤道儀モードを選択して、1スターアライメントで木星を選択、だいたい木星の方を向くのでファインダーを覗きながらスマホからリモコン操作で木星を中心にして、導入完了。
138倍にしてしばらく見ていましたが視野から外れることなく追尾してくれていました。
極軸をキッチリ合わせて、2スターや3スターでアライメントして・・・などと考えると月だけとか木星だけ見ようというときには少し気が重いです。
でもこのような使い方でOKならお気楽観察でも経緯台や普通の赤道儀と較べてもそれほどスタートに手間が変わらないと思います。
自動導入機の場合、どうしても正確な自動導入の精度を求めがちですが、星がほとんど見えなくてアライメントができない場合や、観察会などでセッティングにとにかくスピードが求められる場合にこういった使い方ができれば便利ですし、気が楽です。
たぶんできるのだろうと思ってはいたのですが、このような運用のしかたについては実際にやってみないと分からないので・・・