国際光器 バーティノフ・マスクを使ってみる

国際光器さんでPHOTONアイピースを購入したついでというわけではないのですが、
以前から購入を検討していた、フォーカシングマスクを一緒に購入しました。

フォーカシングマスクというのは望遠鏡にカメラを取り付けて撮影をするときに
ピント合わせを正確にできるようにするツールで「バーティノフ・マスク」
という商品名で売られています。

 

望遠鏡にカメラを取り付けて写真を撮るときに、とても苦労するのがピント
合わせです。

これは星というのは理想的な点像でほんのわずかでもピントがずれていると
すぐにピンぼけがばれてしまい、ごまかしが効きにくいからです。

最近の一眼デジではライブビューで拡大してピント合わせができますので、
わりとまあまあピントのあった写真が撮りやすくなっていますが、それでも
それでもあと一歩と言ったところでなかなかジャスピンの写真が撮りにくいです。

このバーティノフ・マスクはピント合わせのときに望遠鏡先端のフード部に
引っかけるように取り付けて、ライブビューで拡大してみると、ヒゲのように
延びて見える回折像と星像のズレを容易に見ることができ・・・、

 

このズレをなくすように調整するとピントが合うという仕組みになっています。

取付はいたって簡単で「ラバーバンパー」と呼ばれるゴムの部品の位置を
調整して中心がだいたい合うようにフードの先端に引っかけるだけです。

 

ほとんどの場合、望遠鏡は上を向いていますから、ずり落ちなければ良いという
ラフな発想ですが、機能的には充分なものと言えます。
(望遠鏡が下を向くときには星が見えませんので・・・)

 

ケンコーSE120に取り付けるとこんな感じ。
(やや小さめですが実使用上は問題ありません。)

フード径にもよりますが80mmクラスから120mmクラスまで使えます。

購入してから仕事が忙しく、落ち着いて写真を撮っているヒマがないのですが、
SE120で月を撮影するときに、試しに近くの恒星でピント合わせをしてして
みました。

 

従来はピント位置にあれこれ悩み、少しピントを変えたものを抑えに撮ったり
していたのですが、サクッとピント合わせをして、パチパチ撮っておしまい
というようにとても快適に作業が進められました。

類似のマスクパターンがネット上に公開されていて、器用な方は自分で作る
こともできるようですが、小口径用のマスクはそれほど高価でもないので
購入した方が手っ取り早いように思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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