今日も良い天気でわりと暖かな(昼間氷点下になっていない)一日でした。
昨日紹介した超お手軽EAAのセット、固定撮影ではさすがに厳しく望遠端では3秒が限度でそれ以上では星が線になってしまいます。
というわけで簡易赤扇(ビクセンポラリエ)に載せて、追尾することにします。
ポラリエを追加するぶん重くなりますが、それでも片手でラクラク持ち運べるボリュームです。
レンズを取り付けたCMOSカメラは100円ショップの大型クリップで挟んでボーグの片持ちフォーク赤道儀を介してポラリエに取り付けています。
望遠端での細かい位置決めには微動があった方が圧倒的に便利です。
レンズ先端には細いパイプをテープで貼り付けファインダー替わりにしています。
タブレットは大きなクリップ-自由雲台-タブレットホルダーを介して取り付けています。
F値の明るいレンズを使用しているので数秒露光するだけで目で見えないレベルの星雲も撮影することができます。(上はオリオン座の馬頭星雲付近)
広角端で星座の位置関係を把握し、(上はぎょしゃ座、下はこのうちの四角で囲った部分をズームアップ)
目的の天体をズームアップして観ることが出来ます。(上は右上に散開星団M38、左下端にM36が移っています。)
望遠端では20~30倍の望遠鏡で見たくらいの範囲が観察できます。(おおぐま座の系外銀河M81-82を写したのですが、撮影中に赤道儀の電池切れとなり星が流れてしまいました。)
月や惑星、小さな星雲星団には倍率が足りないので向きませんが、入門向けの大きくて明るい天体を説明するのには便利に使えそうです。