帰ってきたブルー(ビクセン16×70双眼鏡)を活用する その1

今日はわりと暖かく雲の多い天候(星は少しだけ見えます)です。

さて先日現役復帰を果たした初代ブルー(ビクセン16×70双眼鏡)。

せっかくなのでチョイチョイ持ち出しては星を観ているのですが、1.8kgの質量と倍率16倍は手持ちで気楽に使うのにはさすがに無理があります。

5分くらいなら何とかなりますが、それ以降(非力自慢の私では)腕がプルプルしてブレブレになってしまいます。

三脚に載せて使えば良いのですが、ただ普通のカメラ三脚に載せると地平高度50°くらいから先はかなり覗くのが苦しくなり、60°以上ではほぼまともには覗けなくなってしまします。

機動性が下がるわりには意外に使えないのが三脚との組み合わせなのです。

従来からお奨めしているのが、この一脚。

ビノホルダーと呼ばれるカメラ三脚と双眼鏡を繋ぐ部品を介して双眼鏡を取り付けます。

ブレが皆無とはいえませんが、かなり安定して見ることが出来ます。(感覚的には手持ちの1/2~3程度で、16倍が5~8倍程度の双眼鏡を手持ちで見た感じです。)

何より双眼鏡の重さを一脚が受けてくれるので腕が全く疲れません。

天頂近くはさすがに苦しくなってきますが何とか見られます。(どうしても天頂付近を重点的に見たい場合には、リクライニング式の椅子などと組合わせるのが良いです。)

見る角度によりこまめに一脚の長さを調整する必要がありますが、慣れればそれほど面倒でもありません。
(続く)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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