星空記念写真用ストロボを作る

今日日中は強い風が吹きましたが晴れ、夕方までは晴れていたのですが夜には曇ってしまいました。

夕刻に月が戻ってきたので一応撮影したもののボケボケ・・・

さてスタパではおかみが星景写真の勉強中なのですが、この冬から観察会が出来た夜には星空をバックにゲストの記念写真を撮影すると言うサービスを試験的に実施しています。

月明かりのない夜は普通に撮影すると人物はシルエットにしか写らないので、少しだけ光を当てて人も写るようにします。

上の写真はテスト撮影で光を当てている間に人物(=私)が動いているので変な写真になってしまいました・・・

光を当てるタイミングや時間が普通のハンドライトでは難しいので、ストロボの照射でできないか工夫してみました。(ストロボだと光るのが一瞬なので人が止まって写せます。)

でもって入手したのがこちら・・・

ハードオフでジャンクコーナーから掘り出した110円の旧式ストロボ。

ジャンクなので点灯するか心配だったのですが、電池を入れてスイッチオンすると、懐かしい「キュゥイ~ン~」という音がしてパロットランプが点灯、めでたく「パツッ!」と発光してくれました。

星を撮る設定でシャッターを開きストロボを発光させると(当然ですが)超露出オーバーで真っ白に写ります。

アレコレ減光方式を試して落ち着いたのがこちら。

厚紙にキリでポチポチ穴を開けて作ったマスクです。

初めこれでも明るすぎたので、穴をだいぶ塞ぎました。

ストロボから2~3m離れたあたりで人物と星が写るように調整しています。

旧式でカメラと連動はできないのですが、どのみちシャッターは数秒間開きますし、これまで勘で当てていた光をボタンひとつで当てられるので失敗も少なくなりそうです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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