リベンジ!! プレートソルビング

今日は晴れのち雨のち夜になって晴れ。

月の写真は撮れましたが、シーイングは最悪で良く煮えていました。
(縁がギザギザしている割には全体に寝ぼけた感じです。)

さて去年は秋くらいまでEAA(電視館観察)をするために何とかプレートソルビングを使った自動導入ができないか試行錯誤していました。

プレートソルビングとは望遠鏡で撮影した星の画像をリアルタイムで解析して、正確に望遠鏡の向いている方向を把握して、目的の天体を画面中央に導入する技術です。

ZWO社のASIAIR-Proやラズベリーパイを使ったシステムでは何となく成功したのですが、出来たり出来なかったりと再現性を確保できませんでした。

Windowsのシステムで何とか出来ないだろうかと画策していたのですが「気合いと根性」が足らず、ついついお気楽な方向へと逃避してしまいました。

40cm望遠鏡は不調なままだし、少し暖かくなってきたこともあり、そろそろ重い腰を上げるかと考えてネットで調べていると、Windowsでのプレートソルブがどうもあと一歩のところまで来ていたらしいことが分かりました。

そんなわけで冷静になってもう一度AZ-GTiの架台を使用して、Windowsシステムでのプレートソルビングに挑戦することにしました。

PCにはすでに以下のアプリのインストールや設定がしてありました。
・ASPS(All Sky Plate Solver)とそのインデックスファイル
(このインデックスファイルが何Gもある兆重いデータで
ダウンロードに苦労しました。)
・ASCMアプリと使用するカメラ・架台ASCMドライバー
・SynScan(AZ-GTi制御用ソフトで通常はスマホ用ですがWindows用をインストール)
・SharpCap カメラ撮像用アプリ
・星図用としてステラナビゲーター(無料アプリのステラリウムでも使用できますが
使い慣れたステナビを使うことにします)

少なくともPCには常時
SynScanPro
SharpCap
ステラナビゲーター
という三つのアプリを立ち上げておく必要があります。(ステナビなどの星図アプリは必須ではありませんが合わせて使用した方が便利です。)

また各アプリを起動する順番、カメラ・望遠鏡とアプリを接続する順番があって、これを間違えるとうまく動かないようなのです。

昨年挫折した原因はこの辺にあったのかも知れません。

上の写真のシステムで屋内でのテストでは何とか動きそうな感じでした。(実際にプレートソルブはしていませんが・・・)

気をよくしてSE-AT100Nでも動かせるか試したところ、同様に何とか動かせそうな感じです。

実天で動くかどうか近々に試してみようと思います。

なおWindowsでのプレートソルビングについてはArea57blog様の
<https://ameblo.jp/area57blog/>
などに記載されている記事を参考にさせて頂きました。
この場で恐縮ですが御礼致します。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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