今日も終日雨・曇りの一日。
さてWindowsでのプレートソルブ、これまでのところうまく行った部分ばかりを書いているのですがトラブルが無かったわけではないのでまとめておきます。
まず、AZ-GTi+SynScanPro+ShrapCap+ステナビの組合わせのとき。
天頂付近及び天頂よりにある対象を導入するのが苦手でソルビングが失敗が頻発しました。
全体に追尾精度が悪く、北側で高度の高い天体では特に追尾精度が悪かったです。
ソルビングを繰り返しても写野中央近くまでしか導入できないことが多くありました。
Wi-Fiが不安定なのか、PCの能力不足か分からないのですが途中でステナビが望遠鏡(マウント)をロストしたり、ステナビ自体が落ちることがありました。
(PCは第7世代のCore i5、メモリ8GBのレッツノート)
次にLX200+DeviceHub+ShrapCap+ステナビ。
こちらは導入精度や追尾精度は充分でしたが、やはり天頂付近が苦手で、一度は暴走しました。(リモートだったらチョット恐い)
また天頂より北の子午線近くの天体を導入できないことがありました。
天頂付近と北の子午線近くは経緯台モードだとAZ-GTi、LX200ともに難しいようです。
(これはWindowsだからというわけではないと思いますが・・・)
赤道儀モードでの使用なら天頂付近は問題ないと思うのですが、EAAでの使用では経緯台モードの方が使いやすい気がしています。
当面は苦手な当たりにいる対象を選ばないようにするくらいしか対処方法を思いつきません。
それと予想外だったのがPCのバッテリーの保ち。
通常の事務作業やネット閲覧なら10時間近く保つバッテリーがカメラや望遠鏡を接続していると2時間と保ちません。
アプリをたくさん立ち上げて、高いパフォーマンスを強いるので長時間の観察ではAC電源やモバイル電源が必要になってしまいます。
ASIAIR-ProやラズパイなどSBC(シングルボードコンピュータ)をモバイルバッテリーで駆動して、PCでリモート操作した方が省エネで良いかも知れません。
いずれにしてももう少し場数を踏んで観察会などでスムーズに使えるようにして行きたいと思います。