今日は薄曇りのち晴れ。
今夜はスターラウンド八ヶ岳のお手伝いで久々に出前観察会。
雲ひとつなく満月直前の月光浴日和でしたが、空気が澄んで予想外に暗い星まで見えて、星空を楽しんで頂く事ができました。
良く晴れた分この時期にしてはかなり冷え込んで4~5℃の気温。
平地からのお客様には少しキツかったかも知れません。
寒くて車に避難される方もありましたが、それでも最後は「いや~、楽しかった!」の一言を頂き感謝でした。
さて今回スタパは本邦初公開の電視観望セットを持ち込みました。
AZ-GTi+SharpStar50ED+Neptune-CⅡの組合わせ(0.5倍レデューサーの使用でf210mm程度)です。
満月状体のもとでは小口径の望遠鏡で見て頂ける天体が非常に限られてしまいます。
EAAならば多少空が明るくても観察できる天体の幅が広がるのではと考え、まだ不慣れで少しドキドキでしたが実戦で使って見ることにしたわけです。
限られた時間の中で望遠鏡の組立、アプリの立ち上げ、アライメント、ピント合わせ、プレートソルビングなど一連の作業を失敗無く完了させるのはかなりヒヤヒヤでした。
モニター上でM51(子持ち銀河)、M3(りょうけん座球状星団)、M35(ふたご座散開星団)をリアルタイムでご覧頂くことができました。
上の2天体はいずれも観察会中にスタックしてモニター上でご覧頂いた画像を処理した物です。(M51はセーブボタンを押すのを忘れた・・・)
始めて出張観察会で電視観望を導入してみて気付くこともたくさんあり、大きな収穫でした。