久々にラプトル50(改)で遊ぶ その3

今日日中は少し日射しもありましたが夜はすっかり曇りです。
さてラプトル50(改)の改造点続きです。

通常のラプトル50は鏡筒から出た2本のビスで架台に取り付けますが、この方式だと前後のバランス調整が難しいですし、筒を回転させてファインダーやカメラの傾き調整などを行うこともできません。
通常の望遠鏡では鏡筒バンドという部品を介して架台に取り付けるのですが、ラプトル50用の鏡筒バンドは市販されていません。
ではどうするか?
発売元のスコープテックでは6cm用鏡筒バンドを発売しています。
こもままではラプトル50の鏡筒は細すぎて固定できないのですが、鏡筒とバンドの間に双眼鏡のキャップを挟み込むとうまい具合に鏡筒を固定することができるようになります。(この裏技、以前の星まつりでスコープテックさんのブースで教えて頂きました。)
ところでスコープテックの鏡筒バンドですが、純正のままだと化粧ビス(写真の下から止めているもの)を上から占めこむ方式になっています。
でもこの方式だとあまり強く締め付けができないのと、鏡筒の太さによっては垂直にねじ込むことができないことがあり,実は使い勝手があまりよくありません。
このビスを下から締め上げて固定して、上から蝶ネジで挟み込むことにより使い勝手を向上させることができます。
気楽に鏡筒バンドを緩めて前後のバランス調整や筒の回転ができるようになります。
もちろんこの鏡筒バンドは6cm用の製品ですのでラプトル60やとアトラス60の鏡筒などがそのまま使えるので、1セットあるといろいろ使い回しが利くので便利です。
(続く)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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