今日は曇りときどき晴れ。
夜は月が雲の中を泳いでいました。
さて新規導入の赤道儀AM5、いろいろ弄くり回しています。
今日は昨日の反省を踏まえ、今ひとつ使い勝手の良くない純正アプリ「ASI Mount」をわりと使い慣れたSkySafariに置き換えできないものかといろいろ検討しました。
ASI Mountでも星図上の天体を指示して導入することができるのですが、その天体がどんなものかをそのアプリ上で知ることができません。
SkySafariだと星図上で天体のニックネームを知ることができたり、詳しい情報をその場で調べることができるので楽しいのです。
しかしここで大きな壁が・・・
SkySafariと望遠鏡の架台をリンクさせるにはSkySafari側の設定で機種の設定やIPアドレスなどを設定しなければなりません。
これまで幾つかの望遠鏡で設定をしてきましたが、全てネット上で先人の皆様がやり方を紹介して下さったのを参考に事なきを得ていました。
ところがAM5についてはSkySafariとリンクできるらしいと言う情報はあるものの、新しい機種のためか実際の設定方法についての情報を拾い出すことができませんでした。
そこでアレコレ調べた結果を元に「こうじゃないかな?」という設定をいろいろ試して繋げるための試行錯誤をしてみました。
結果・・・・
上の画面の設定のように
・望遠鏡のタイプ:Meade LX200 Classic
・架台のタイプ :自動導入赤道儀(ドイツ式)
通信制っていはWi-Fiによる接続を選択し
・IPアドレス:192.168.4.1
・ポート番号:4030
という設定をしたところめでたく接続することができました。
ただしSkySafari上で「接続」ボタンをタップしてから接続完了まで1分近く掛かりフリーズしたかと心配になったほどです。
実天では試していないのですが、たぶん問題なく導入ができると思います。(だだしSkySafari側の画面で望遠鏡の微動操作がうまく動いてくれません。望遠鏡の微動操作はAM5のジョイスティックで行えば良いと思いますが・・・)
面白いことに純正の「ASI Mount」との共存も可能です。
さすがに上のように2画面表示で使うと少し不安定でASI Mountが落ちてしまいやすいです。(落ちても問題なくSkySafariでの操作は維持できます。)
SkySafariではWindowsとのリンクが出来ないので眼視観察専用(またはASIAIRとの組合せ)でしか使えませんが、とりあえずは目標達成です。
スタパオーナー様
いつも興味深くレポートを読ませていただいています。
さて、今回のAM5赤道儀ですが、コントロールにはWindowsソフトは
使えないのでしょうか。
私は ステラナビゲータ11を導入に使用していますが、AM5にはASCOMなどを
介しても接続できないようですね。
AM5ユーザーの皆さまは、マイナーなデープスカイ対象などの導入は
どうされているのでしょうか。
情報があればお知らせいただけますと幸いです。
大石さま
AM5とWindowsのリンクについてはもちろんASCOM経由で可能です。
ただしステナビでコントロールしながらSharpCapでプレートソルビングをしようとするとASCOMのDevice Hubを使用する必要があるので少しややこしいです。
追々紹介できると思いますが、現在検証を進めています。
ZWO縛りで素直にASIAIRを使ったほうが幸せになれる気がするのですが、へそ曲がりな私はあえて遠回りをしようと考えています。
β版ですが、Windows上のASIStudioから直接接続できるようです
https://sourceforge.net/projects/asistudio/files/ASIStudio_V1.7/?fbclid=IwAR3swpO5PDSiWeyDOygwt2722Et7HMuDWg6U65AlAq7skguLiHiVoMjchJI
詳細はFaceBookですが
https://www.facebook.com/groups/zwoasimount/permalink/1297351004404292/
星見屋店長南口さま
貴重な情報をありがとうございます。
AM5は発売されて間がないので国内ではまだ情報が少なく苦労しているので大変助かります。
ASIStudoは急速に進化しているのでついて行くだけでもたいへんですので、β版までは気づきませんね。
早速試してみたいと思います。
また当面は海外のサイトにも目を向けて情報を集めないといけないですね。
スタパオーナー様
情報ありがとうございます。
ステラナビゲータ、プレートソルビングがセットで使用できるとしたら
私にとっては、魅力的な組合せになります。
今後のレポートを楽しみにしています。