AM5がやって来た  その6 運用上のリスク回避

今日は台風接近で曇りときどき雨の天候。

というわけで今日もAM5シリーズ・・

AM5は完全電動でクランプレスです。

そのため搭載した機材と架台の間で向きによって干渉が起こらないか充分注意しておく必要があります。

バランスウエイトが不要なほど駆動トルクが大きいので機材が架台にぶつかって破損してしまう危険性が大きいからです。

先日ガイドスコープの位置を鏡筒取付け金具に沿わせて取り付ける方法を紹介したのですが、ふと心配になってしまったので実際に取り付けた状態で架台をグリグリ動かしてみました。

結果、子午線を大きく越えない範囲ならばギリギリ大丈夫なことが解りました。

使う鏡筒の長さや追加するアクセサリーによっても都度事前に確認することを習慣にしておいた方が良さそうです。

さて当面AM5で眼視観察をするときの鏡筒として15cmマクカセ(BKMAK150)をメインに考えています。

使用上は28cmのC11も搭載可能ですが、可搬性を考えると15cmくらいが良いのと、見た目のバランスも良いです。

話は逸れますが従来BKMAC150はビクセンのGP赤道儀(またはロスマンディG11)で運用していたのですが、バランスウエイトが2個着いたGPよりAM5の方が全然軽いです。

バランスウエイト着脱や、バランス調整の作業がなくなるだけでも手間が減り、事故のリスクが軽減されると思います。

ただこのクラスの鏡筒でも架台に載せるときには(特にくらい場所では)かなり気を使います。

AM5ほ電源のON・OFF時には必ずホームポジション(鏡筒北向き)にしなければならないのですが、この向きのまま鏡筒の着脱をする作業はかなり危険が大きいです。

一手間掛かりますが金具の向きを真西に向けてから鏡筒を取り付けた方が安珍して作業が進めやすいです。

取り外すときも同じように西向きにして取り外してからホームポジションに戻すことを習慣づけしておく方が機材の損傷を防止することができると思います。

さて従来ドイツ式赤道儀では三脚の開く向きは赤緯体の直下に(=真北に)三脚の1本が来るように配置するのが一般的だったと思います。(下の写真)

これはバランスが極端に北側に偏っているからなのですが、バランスウエイトのないAM5では少し状況が変わります。

上の写真のような状態だと鏡筒が子午線付近向いているときに、三脚の脚と脚の間に加重が掛かる形になるので転倒のリスクが高くなります。

長い鏡筒で三脚との干渉がる場合を除き、上のように三脚の1本が南側に向くように設置した方が踏ん張ってくれる形になるので転倒リスク減ります。

スタパオーナー について

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AM5がやって来た  その6 運用上のリスク回避 への2件のフィードバック

  1. せろお のコメント:

    本シリーズ、楽しみに読んでいます。
    三脚の脚の位置のお話、大変参考になりました。
    バランスウェイト無しの時は南側になるよう気を付けます。
    ACL200程度であれば、関係ないとは思いますが。
    最終的にはε-180をバランスウェイト有で使いたいですが、相変わらず晴れないので未だに未開封です(家の中も庭も展開できる場所がないorz)。

  2. スタパオーナー のコメント:

    せろお さま
    お役に立てて何よりです。
    海外の掲示板を見ているとAM5自体は20kg搭載でもバランスウエイトは不要なそうです。
    10kg以上でバランスウエイトの使用を推奨しているのは純正三脚の開きと重量が足りなくて転倒の危険性があるためとのこと。
    転倒の心配がない脚と組合わせるならバランスウエイト無しでも問題ないようです。

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