今日は雲の多い天候。
何とか雲間に月の写真は撮れましたがボケボケです・・・
さて少し間が開きましたがAM5ネタです。
9月20日に紹介したBKMAC150+ハーレーマルチ70でのハイブリッドでお気楽眼視・電視観察をしてみたレポートです。
以下観察開始までの流れを列記します。
1.ホームポジションのAM5にBKMAK150を載せた状態で、
AM5の極軸調整ネジを用いてBKMAC150の視野内に北極星を導入します。
(BKMAC150の取付けが曲がっていなければ1度以内の精度で極軸が調整されたことになります。)
2.電観用鏡筒もBKMAC150と光軸を合わせておきます。
3.ステラリウムを起動し、AM5に接続、
同じくSharpCapを起動(自動的にAM5に接続)します。
4.ステラリウムで見たい天体(はじめは明るめの天体がベター)を導入。
5.はじめは望遠鏡の視野に導入されていないことがほとんどなので
SharpCapでプレートソルビングを行い導入。
6.向きによりBKMAC150とハーレーマルチ70の光軸が若干ズレるので、
AM5の手動リモコンでBKMAC150を覗きながら中央に目的天体を導入し、
ハーレーマルチの微動で画面を見ながら中央調整する。
7.眼視で観察しつつ、必要に応じSharpCapでスタッキングを行います。
あとは4~7のくり返しで見たい天体を順に見て行けば良いです。
機嫌が良ければ(または電視メインなら) 6は不要なのでサクサク行けます。
好天に恵まれた10月1日には上記の方法でこんな天体達を観察しました。
70mmのアクロマートでこんなふうに見えるのは何とも快感です。
(天頂ミラーを介しているので鏡像になっています。)
眼視ではとても見えない星雲も見えます。(下はまが玉星雲の一部)
月や惑星、二重星は眼視観察に任せ、目では見えにくい星雲を電視に任せます。
星団は眼視・電視で見比べると面白いです。
かなりいい加減なセッティングでこんなにお気楽にいろいろな天体を観察できてしまうのは何だか少し申し訳ない気がしてしまうのは、やはり少し古い人間だからでしょうかね・・・?