ASI585MCがやって来た その2

今日は曇りのち雨の天候。

12月だというのに今ひとつの天候です・・・

さて新しいCMOSカメラ、ASI585MCを早速使って見ました。

使えるようになるまでPCの設定で少しバタバタしたのですが、一昨日の夜にファ-ストライトがなんとかできました。

といってもとりあえず40cm望遠鏡の主焦点に取付けオリオン大星雲(M42)のトラペジウム付近を写してみました。

1秒露光129スタック(ゲイン350)です。

ひどいシーイングだったので星像が肥大していますが何とかスタックできています。

従来から使用しているNeptune-CⅡとの比較をしてみます。

ほぼ同様の1秒露光128スタック(ゲイン350)です。

ゲインの設定や発色などは各社味付けが異なるので同列で比較できないのかも知れませんが、ASI585MCの方が微妙に階調が豊かになっている感じがします。

センサーサイズ1/1.2”と1/1.8”の差は想像以上で写野面積ではほぼ2倍の違いがあり、広いぶん導入などもしやすいです。

ピクセルサイズはどちらも2.9μmで同じですがASI585MCは3840×2160あるので2×2のビニング処理をしても1920×1080の2K画像が得られるので、観察会などでは感度面でも大きく有利になるように思います。

今後いろいろ活用したいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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