今日は雪のち晴れ。
今夜はふたご座流星群の極大日なので天候が心配でしたが夜には快晴、そして今年一番の寒さになりました。
流星はバンバン流れていますが、今夜も昨日と同じようにZWO縛りセットで月が昇るまでディープスカイの撮影。
セッティングにも少し慣れて望遠鏡の運び出しから撮影開始まで25分弱でできるようになりました。
先日の「電視観望講座」のときに協栄産業の村上さんからASI StudioのASI Fits Viewを使うと下手な画像処理をするよりよっぽど綺麗に処理できるョと教えて頂きました。(上の写真の右下のアイコン)
確かに撮影時にタブレット上に映し出される画像(上)のようにステライメージなどで処理しても意外に撮影した時と違ったイメージになってしまうことが多いです。(下)(写真はちょうこくしつ座の銀河NGC253)
ASI Fits Viewで画像を読み出してヒストグラムを調整して保存したPng画像をレタッチソフトで少しだけ調整したのがこちら
確かに上のステライメージで弄くり回した画像よりよほどタプレット上の画像に近い感じがします。
難しい画像処理が一切無しで撮影時のデータを最良の状態に近い形にASI Fits Viewが調整してくれるようです。(ZWO製品以外で撮影したFit画像もなぜか綺麗に仕上げてくれます。)
ASI StudioはWindows専用アプリですがZWOのサイトから無料でダウンロードでき使い方もとても簡単です。
ASI Fits Viewを開き撮影済みのFit画像を読み込みます。
(こちらは昨晩撮影したらせん星雲NGC2392です。)
ヒストグラムをお好みで調整してPng画像で保存。
常用のレタッチソフトでコントラストや明るさを調整する程度で出来上がりです。
ステライメージでアレコレ悩みながら調整して処理をすることを思うとあっけないほど簡単です。
昨晩撮影して同様の処理で仕上げたものをアップしておきます。
アンドロメダ座のエッジオン銀河(NGC891)です。
ご存じペルセウス座の二重星団です。
サクッと処理ができてしまうのでたくさんの天体を写したあとでもわりと気楽に後処理を済ませることができるのでお奨めです。
スタパオーナー様
レポートを読んで早速 ASI Fits View を試しました。
確かに、FITSファイルをオート設定で開くだけで、ステライメージであれこれと
調整した場合より、スッキリした画像を見ることができました。
私の場合、FITSファイルを開くデフォルトが ASI Fits View になりましたが
ライブスタックした画像ファイルをクリックするだけで、今までより簡単に
クリアな画像が見られ、感動しているところです。
いつも有用な情報ありがとうございます。
大石様
ASI StudioのFitsView紹介がお役に立ち何よりです。
私も最初は「え〜、ほんとかぁ~」と半信半疑だったのですが、使ってみるとアラ不思議!、
目から鱗で毎回悩みながら設定するいくつかの処理がワンクリック、あまりにも快適だったので思わず紹介してしまいました。
コンテスト狙いじゃなければこれで十分かなという気がします。