というわけで今夜もZWO縛りセットでセッティングから撮影まで一連の作業習熟のため撮影をしました。
この画面にたどり着くまで
・薄明が終わる前にフラット画像の撮影
・極軸調整
・オートガイドキャリブレーション
・ピント合わせ
・プレビューで天体導入&プレートソルブ
・Liveモードにして撮影開始
という流れですが、フラット撮影は別でジタバタしながら45分くらいかかってしまいました。
これが15分くらいでできるようにならないとちょっと気が重いですね。
とは言えこれを仕上げたのがこちら
30秒×32スタックでここまで写るのは凄いと思います。
ノイズは少ないし、階調も豊富でアンドロメダ銀河のグルグル感がよく出ています。
ナンチャってフラットとダークの処理をしているのも効いていると思いますが、何の心配もなくオートガイドが働いてくれて撮影できる架台(AM5)や制御システム(ASIAIR)の働きもありがたいです。
安物のレデューサー使用で星像が寝ぼけているのが残念です。
ASI585MCはピクセルが3840×2160なので、Bin2で撮像しても1920×1080のいわゆる2k画像になります。
Bin2の設定では感度が4倍になるので短時間でしっかりした画像を得ることができやすいので、観賞用は別として観察会などでモニターに映すレベルなら個人的には充分だと感じます。
お気楽電視観察にはBin2で惑星の撮像にはBin1でとピクセル数の大きさを活かした使い方ができるのがASI585MCの大きなメリットだと思います。