先週頭に降った雪もすっかり融け、道路や畑もよほどの日陰でない限りは
ほとんど雪がない状態になってしまいました。
車が走りやすいのはよいですが、風景は今ひとつになってしまいました・・・
昨日の続き・・・
昨日は天体写真に向いたコンデジの紹介をしたのですが、一点間違いがあり
ましたので訂正しておきます。
昨日紹介した中でソニーには条件を満足する機種が無いと報告したのですが、
もう一度確認したところこの春の新商品(3/4発売)の中に条件を満足する商品が
登場しました。
ソニーDSC-WX10(メーカーページ)
高感度・低ノイズが売りで、レンズ開放値もF2.4と明るめで、マニュアル露光
&フォーカスが可能です。
まだ発売前で実機が量販店になく確認できませんでしたが、なかなか気合いの
入ったスペックになっています。
さて、今日の本題・・・
カメラを望遠鏡につなげて天体写真を撮るというのはどういうことか・・
ということを少し考えてみたいと思います。(以前にも紹介していますが・・)
1.コリメート法
望遠鏡を眼でのぞく代わりにカメラにのぞかせる方法。(下図参照)
一番お手軽な方法でカメラレンズを取り外せないコンパクトデジカメで撮るのに
向いています。
カメラを手持ちで望遠鏡を覗かせるだけでもそこそこ撮れてしまうのですが、
再現性の問題(いつも同じように撮れるかどうか)や、撮りやすさの点から
カメラに望遠鏡をうまくのぞいてもらうために、それなりの工夫が必要です。
また、クオリティーの高い写真を撮ろうと思うと、少しは苦労が必要になります。
2.直接焦点(直焦)撮影
望遠鏡のレンズ(アイピースを使わないで)を直接カメラレンズとして使う
方法。拡大率は固定されますし、レンズが交換できる1眼デジカメが必要に
なりますが、アダプターを使用すればわりと簡単に撮影できます。
3.拡大撮影(リレーレンズ法)
望遠鏡の焦点をアイピースで拡大して、1眼デジカメの撮像素子に投影する
方法です。これも1眼デジが必須になりますが、拡大率の自由度が高いです。
続く・・