今日も昼間は良い天気、
だったのですが、日没後薄明終了と共に一気に曇った・・・・(昨日と同じイヤなパターン)
さてここのところガッツリ電視観察に嵌まってしまい、あまり真面目に眼視で星を見ていない気がします。
スタパ流で楽しく眼視観測ができるお気楽星見セットを組み上げたのがこちら、、
鏡筒にケンコーSE120(D120/f600mmアクロマート)、
架台はスコープテックゼロ
三脚には大型カメラ三脚という組み合わせです。
SE120は2010年に入手したものですが、未だに全然古さを感じません。
短焦点アクロマートなので色収差はかなり目立つのですが、眼視での見え味を考えるともの凄くコスパの鏡筒だと言えます。(見え味についての詳細は後日)
鏡筒には持ち運びや架台への脱着を安定・確実にできるよう鏡筒バンドを介しハンドルを取り付けました。
スコープテックゼロは軽量コンパクトなのに剛性が高く使い勝手が良いです。
操作用ハンドルを追加することにより100倍以上でも微動装置を使わなくても手動追尾が普通にできます。
カメラ三脚との組み合わせているのでトータルでは少しガタがでて100倍以上ではブレが大きくなるのですが、トータル重量10kg未満で機動力の高さを重視しました。
接眼部は純正の2インチ仕様で天頂ミラーを介して2インチ28mm(21倍、実視界2.9°、瞳径5.7mm)を低倍率・広視界用として用いようと思います。
このSE120(当たりだったのか)、F5という短焦点ながら200倍くらいまで倍率を上げても充分良く見えます。
このため高倍率用接眼レンズとして21.6-7.2mm(SVBONY製ズーム、28-83倍)と3.2mm(SkyWatcher製UWA、188倍)を合わせて用います。
月など宅に明るい天体の高倍率使用時にはさすがに色収差をうるさく感じることがあるのでバーダー製フリンジキラーフィルターを用意しています。
劇的に良く見えるようになるという印象はないですが、コントラストが向上するように感じます。
カメラ三脚にはアクセサリートレイが無いので、缶ビール6缶用のバッグ(サッポロビールのオマケ)をつり下げこれらのアクセサリーを収納します。
100円ショップの調光式LEDライト(赤色改造済み)もぶら下がっています。
架台と三脚の間に同じく100均のベルクロ(マジックテープ)の結束バンドを巻いてあります。
組み立てたまま移動するときにこのテープを持って持ち上げるととても楽です。
これがあるといつも同じ体勢で持ち上げられ、しっかり保持できるので短時間(ドア開閉の間くらい)なら片手でも持っていられます。
これ、必須ではないのですが有ると無いとでは持ち運び時の快適性(手が痛くならないし、安心して持てる)が大きく違います。
というわけで電子観察で撮像している時にも傍らでこんなセットをサッと持ち出して星見をしたらとても楽しいと思うのです。
もちろんこれだけでガッツリ眼視観察もありです。