今日はまたもや日中晴れの夜曇りパターンでしたが、21時過ぎから少しずつ雲がうすくなってくてました。
そんなわけで観察会の後に昨日紹介したASIAIR-mini+AZ-GTi(赤道儀化済み)との組み合わせで、アライメント無しの自動導入でいろいろな天体を観察してみました。(本日の画像はすべて右側が北になる構図です。鏡筒Zenistar66SD/D66/f388mm×0.8レデューサー+ASI585MC/UV-IRフィルター使用)
まずはりょうけん座のM3。
アライメントしていないのでプレートソルブに少し時間がか掛かりますが我慢できる範囲(30秒以内くらい)で中央に導入してくれました。
気を良くして同じく子持ち銀河(M51)。
子午線跨ぎがうまく行くかな~? とM81・82。
M81を中央に導入後、ASIAIRアプリのGoセンター機能で81と82をバランス良く配置しています。
もう一度子午線跨ぎでしし座銀河トリオ(M65・66・NGC3628)
こちらもGoセンター機能で気持ちよくトリオを捉えます。
少し雲があるのですがおとめ座ソンブレロ銀河(M104)。
透明度悪いけどマルカリアンの鎖(M84・86あたり)
雲に邪魔され早々に別天体に避難・・・
ということで閉めくくりはおおぐま座に戻り、ふくろう星雲(M97)とサーフボード銀河(M108)。
ゲストとワイワイしながら1時間もしないうちにこれらの天体を巡りました。
今回はあえて真面目に極軸も合わせていない、アライメントもしていない状態、オマケにピントもかなりテキトーというセッティング。(もちろんダークもフラットもとっていません)
一発でセンターという感じでは無いものの、わりとたちまちのうちに導入してくれます。
極軸がいい加減なのでスタックが多いと黒縁が出てきますが、それでも赤道儀なので経緯台の時のような派手なものではないです。
僕らが夢見た時代が来たな~・・・と思う反面、あまりにもあっさり色々な天体が画面に浮かび上がってくるのを見るとオヤジとしては少しムカムカしてしまうほどです。