昨晩は冷え込んで、良く晴れました。
今朝も山々がこの季節にしてはクッキリと見えて良い眺めでした。
さて、コンデジシリーズ・・
このシリーズで使用しているコンデジ(ニコンのP5100)にそろそろ限界を感じ
始めていたのですが、知り合いからシリーズ「その2」で紹介したキヤノンの
PowerShot S95をしばらくお借りすることができました。(^o^)
左がキヤノンPowerShot S95、右が従来のニコンCOOLPIX P5100です。
ニコンに比べると、とても素っ気ないと感じるほどシンプルなデザインですが、
とにかくいろいろな機能がぎっしり詰まった感じのカメラで、金属ボディと
いうこともあって、小さいわりにずっしりした感じがします。(それほど重い
わけではないですが・・)
広角側のレンズ開放値がF2と一般的なコンデジ(F2.8~3.3くらいが多い)より
2倍以上の明るさがあります。
また画素数を欲張らずに10Mピクセルに抑えることにより、感度を稼いで
います。
このためISO1600くらいまでは大きく拡大しなければ我慢できるレベルの
画質を得ることができます。
わりに強力な手ぶれ補正も付いていますので、一眼デジとまでは行きませんが
通常のコンデジよりもかなり暗さに強いカメラであると言えます。
ローライトモードというのがあって、感度をISO12800まで上げて撮影することが
できるようになっています。(画素数は2.5Mピクセルに限定されます。)
下の写真は上記のモードで(三脚を使わず)手持ち撮影したものです。
(露光時間1秒)
ノイズはひどいですし、解像度も明らかに低い感じがしますが、それでも
星座がわかるレベルに星が写っています。
スタパのお客様の中で(あまりカメラに詳しくないかたが)時々コンデジを
空に向けて手持ち撮影されているのを見かけます。
暗すぎて写るわけないですよ、とお話しするのですが、この写真を見ると
コンデジでも手持ちで星景写真が撮れる時代になりつつあるのだと改めて
感動です。
全くひどい画質ですが、こういった機能がなくて何も写らないより、とにかく
何か写すことができるというのは、とても重要なことだと思います。
マニュアルモード(最高感度ISO3200)でちゃんと三脚に載せて撮った写真が
こちら。
絞り:F2、露光:15秒、感度:ISO2000 です。
ニコンのP5100ではさんざん苦労させられた星景写真があっさり撮れてしまい
ました。
コンテストに応募できるような画質ではありませんが、このサイズくらいなら
充分に鑑賞に堪えるレベルの写真になります。
これに堪えられない人もいるかもしれませんが、iPodの待ち受けにするくらい
なら充分な画質なのではないかと思います。
コリメート撮影をしてどんな画像が撮れるのか少し楽しみになってきました。
お久しぶりです。どこかのペンションオーナー様が、
連日、なんかおもしろいことを書いているもんだから
「つい、うっかり」
メーカー再生品と思われるS90を衝動買いしてしまいました(笑)
早速自宅の庭で試し撮りしてみたのですが…
iso3200 15秒だと昼間のようになってしまいましたが、
iso100 15秒だとノイズも目立たずに、
わりと「肉眼で見たまま」って感じの星景がとれました。
ポケットに入るコンデジでここまでできるなんて感動ものですね…
ZUKAさま
お久デス!
あっはっはっ! 買っちゃいましたね(^_^)
ホントに「つい、うっかり」ですか?
でもS90、後継機のS95と基本的な性能は同じですのでナイスなチョイスと思います。
こんなに小さなコンデジでこんなに写ってしまうなんて本当に感動ものです。
もちろん普段使いにも充分な性能ですし、いざというときに星景写真も撮れるという
心強いサブ機と入ったところですね。
天文ファンならポケットに入れておいて損のないカメラだと思います。